menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年8月27日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「信頼は、あなたの足元半径5メートルから生まれる」

臥龍は、マザー・テレサの以下の言葉を大事にしたいと思っている。

「大切なのは、
どれだけ大きなことをするかではなく、
小さなことに
どれだけ大きな愛を込めるかです」
(マザー・テレサ)

大きなことを言う。

小さなことを言う。

それよりも大事なことは、言ったこととやることの「一貫性」。

小さなことでも、やることの一貫性があれば、「信頼」が生まれる。

大きなことでも、やることの一貫性があれば、「尊敬」が生まれる。

今の自己評価は、「一貫性」「一致度」は、95%かと・・・。

マザー・テレサの以下の言葉を大事にしたいと「思っている」ではなく「している」と言い切れる日がくるように精進していく決意だ。

「信頼は、あなたの足元半径5メートルから生まれる」(臥龍)

東京より愛を込めて。臥龍


「『正しさの追求』<『やる気の追求』ということ」

今日は、顧問先で「理念型行動の評価基準」決めと、その実践度を高めるために毎月行う「1on1の個別面談」の打ち合わせを行った。

その中で、「正しさの追求」<「やる気の追求」ということを強調した。

自己評価と上司評価を持ち寄り、すり合わせ後、合意形成を行う。

日本人は、通常出来てない箇所に目が行くが、そこを最初に指摘すると、“自分だって頑張っているのに”と、心のコップが下を向き、その後のアドバイスが入らない。

上司は、先月よりも頑張っていること、出来るようになったことを「認め、褒める」ことから入る。

すると、心のコップが上を向く。

出口は、来月までに、「この点だけ良くなれば、もうほぼ完ぺき!」という一点突破の共有だ。

一点だから、本人も意識し易い、上司もフォローし易い。

注文をあれもこれもと出すのは、臆病な上司がすることだ。

モチベーションが上がる面談だと、部下が楽しみにするようになる。

間違っても、近づくと憂鬱になるような面談ではだめだ。

それが、「正しさの追求」<「やる気の追求」ということだ。

東京へ移動する新幹線車中より愛を込めて。臥龍


「分解して、小さな事実に光を当てること」

「部下を褒めること、そう簡単ではないですよ。大体、臥龍先生、そうたびたび褒めることはないですよ」という言葉をよく聞く。

先日の顧問先の社長もそうだったのですが、臥龍が帰る頃には、「従業員のことをバンバン褒めます」と言っていただけた。

アドバイスしたことは、「分解して、小さな事実に光を当てること。出来ていて当たり前に光を当てるから、人はもっと輝こうとする」だった。

相手をぼやっとした全体像で見てはだめ。

髪型、シャツの白さ、スーツのボタン、袖の留めなどに分解し、しっかり見る。

「今日のシャツ、光っているな!」

「袖を止めていると、信頼できる人と見えるね!」

「挨拶のとき、身体も正対させるのは君くらいだな。俺も見習うよ!」

臥龍の以下の言葉にも、気付きを持たれたようだ。

「Aさん、座るとき、さりげなくネームプレートを臥龍が見える場所に置いてくれましたね。中々できないことですよ」

コーヒーを出していただいた女子社員の方に、「これ、大人味ですね!臥龍好きです」と言ったら、目を輝かせて、「分かります!これ豆から選んで、挽いて出しているんです」と言ったので、「やっぱり、流石ですね!」と添えました。

東京より愛を込めて。臥龍


「至高の幸せを得る方法」

チベット仏教の指導者、ダライ・ラマ十四世が以前来日された。

会場から「人は何のために生まれてきているのでしょうか?」と質問が出た。

答えは、「人は幸せになるために生まれてきています」だった。

次いで、「幸せとは何でしょうか?」と質問が続いた。

答えは、「ディープ・サティスファクション(deep satisfaction)、心の奥底からふつふつと湧き上がってくる深い満足感」だった。

聞いたときは分からなかったが、三十代、四十代と人生を重ねると、よく理解が出来てきた。

企業という場で、「ディープ・サティスファクション(deep satisfaction)」が共有できる同志が生まれることが、至高の幸福感だと知った。

Q.あなたには、「ディープ・サティスファクション(deep satisfaction)」が共有できる同志がいますか?

臥龍には奥さま以外にも、共有できる経営者が多数いる。

これは至高の幸せだ。

東京より愛を込めて。臥龍


「一学一践一輪」

樹齢100年、1000年の切り株を見られたことはございますか?

100年の年輪を見ても、その目の細かさに感動したものだ。

セミナー、読書、視察など、何か学びの機会を得れば、その中でいいなと思うことを一つ実践し、それを自分の習慣にすれば、体内に一つ成長年輪を刻むことになる。

「一学一践一輪の年輪を刻む人は素敵だ」(臥龍)

枚方より愛を込めて。臥龍


「センターピン方式の5ステップ」

「二八の法則」は有名だ。

「2割のインプット(打つ手)で8割のアウトプット(成果)を出す」(臥龍)

「重点主義」とも言う。

それを臥龍は、「センターピン方式の5ステップ」としてお伝えしているが、「分かりやすい、成果が出る」と好評だ。

1.ボーリングのレーンを想定する。
2.ストライクイメージを明確にする。
3.センターピンを明確にする。
4.センターピンを倒す「KPI」を明確にする。
5.迷わずに「KPI」を集中実践する。

センターピンを倒さない限り、ストライクの可能性はゼロだ。

例を挙げてみよう。

1.健康寿命延伸のレーン。
2.体重を10キロ減らす。
3.一日1800キロカロリー以下にする。
4.一日1.5食、朝抜き、昼0.5食、夜1食と決める。
5.自分の一日1.5食習慣を周りに宣言し、協力していただく。

この「5ステップ」の1年間実践で、臥龍の体重は10キロ減った。

更に次のようにレーンの数を複数にすることで、後5キロは落とす。

1.健康寿命延伸のレーン。
2.体重を更に5キロ減らす。
3.一週間に2回以上、ジムで1時間汗を流す。
4.メニューは30分ウォーキング、30分筋トレ。
5.毎月1日の日に、一か月分のジム予約を予め入れておく。

泊まるホテルも極力、ジムが有るところにしている。

この「重点主義」は、経営や仕事でも同様だ。

京都より愛を込めて。臥龍

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年8月20日号)前のページ

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年9月3日号)次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連セミナー・商品

  1. NEXT・VISION道場

    セミナー

    NEXT・VISION道場

  2. 中小企業の《20年・前倒し育成法》

    音声・映像

    中小企業の《20年・前倒し育成法》

  3. 顧客との強いキズナを武器に戦う経営

    音声・映像

    顧客との強いキズナを武器に戦う経営

関連記事

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年6月18日号)

  2. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年10月16日号)

  3. 臥龍の業績アップ通信(11月8日号)

最新の経営コラム

  1. 相談7:含み損のある土地があるのですが、別会社で買うのがいいか、個人で買うのがいいか、どちらでしょうか?

  2. 第9回 注意しても部下が変わらないのはなぜか? ~原因は人ではなく仕組みにある~

  3. 第146回 地味ながら世のクラウド化の追い風を受けて高成長を遂げる サイバーリンクス

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. マネジメント

    交渉力を備えよ(6) 互いに果断、そして言を翻さず
  2. ビジネス見聞録

    収録の現場から 〈新将命の「社長塾」音声講座〉
  3. 健康

    第111回 尾張温泉(愛知県) 毎日入りたくなる市街地の名湯
  4. ビジネス見聞録

    今月のビジネスキーワード「人的資本経営」
  5. ブランド

    <事例―5 ニッサンGT-R(B2C)>フェラーリやポルシェを超えるクルマをつく...
keyboard_arrow_up