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社員教育・営業

第54話 成長課題 管理職の部下育成術(54)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「部下・後輩に理想思考で真の想像力を高めさせる」ことが出来ていますか?
 
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。
 
『自創の人(部門経営者)』の定義として「自らが、計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」ことが出来る人でもあります。
 
社員一人ひとりが社長の想いを実現すべく高い目標に挑戦し、計画的に行動して“より良い結果を出す”ことが出来る人財へと成長するためには「自分の理想像を掲げる努力をし、真の想像力を高める」ことが出来るように成る必要があります。
 
社員一人ひとりが自らの仕事で“より良い結果を出す”ことが出来るように成るためには「何のために」「何が」「どこまで」出来るように成ればよいのかが、明確に成っている状態であることが重要です。
 
具体的には
 
周りの人がどれだけ喜んでいればよいのか?そのために自分はどこまで成長していればよいのか?
売上や利益をどれだけ上げていればよいのか?そのために今あるモノや今は未だないモノがどれだけ動いていればよいのか?その場の状態がどのような状態に変化していればよいのか?
 
など『いかに成っているのか(成るべきか)?』との、現実とは違う“より良い状態”として、変化している様子が想像(イメージ)出来ていることが重要なのです。
 
ただし、その想像(イメージ)は現実とは違うので頭の中からすぐに消えてしまいます。
 
ですので、夢や目標という目に見える形にすることが大切なのです。
 
ただ目に見える形にしたとしても記憶に入っていなければ思い出せず行動は変わりません。
 
我々の記憶として、思い出しやすいのは過去の経験でインパクトが強かった出来事です。
 
脳には、過去のすべての出来事が記憶する機能が備わっているとの説がありますがなかなか日常生活の記憶はインパクトに欠けるので思い出しにくいものです。
 
ただ、我々に備わっている脳がすごいのは過去の出来事を記憶するだけではなく未来の出来事(想像)を記憶することができるのです。
 
すなわち脳に『インパクトの強い“未来の出来事”』を記憶させる。これが“真の想像力”なのです。
 
“真の想像力”が高まれば、そう成るように行動が変わっていくのです。
 
この行動変革が“真の創造力”なのです。
 
想像する未来の出来事のインパクトを強めるためには立体でカラー動画の映像が臨場感にあふれ、感情が揺れ動くことがポイントです。
 
そこで、部下・後輩の育成責任を果たすべき管理職は
 
・より魅力的な行動をとることが出来る人
      ↓
・より良い結果を出すことが出来る人
      ↓
・より多くの成果(成功)を得ることが出来る人
 
へと成長(変化)させることが出来るように成るためにも
 
「○○年後、年末の仕事納めの日、君はどう成っていたいのかな?」
「その君が帰宅したとき、家族になんて話しかける?」
「そのとき、家族はどんな反応をするかな?」
「その時の君の感情はどうかな?」
 
など感情が揺さぶられる、臨場感あふれる映像をインパクトの強い未来の出来事として想像させる成長対話が出来るように成る必要があります。
 
社員一人ひとりが自身で描いた夢を実現するためによりワクワク働き、よりイキイキと過ごすことが出来る人財育成の仕組みである自創経営では「○○年後の私」とのお題で、夢を描き、人生目標や人生計画を目に見える形にする(人生年表)仕組みがあります。
 
その人生年表と連動させ、仕事での夢も描きチャレンジシートとランクUPノートを活用して目標や計画を目に見える形にしながら真の想像力を高める成長対話が行われ部下・後輩が理想思考で仕事のやり方を変える人財に育成出来る仕組みなのです。
 
社長の想いを実現しようとしながらも自らの夢を実現すべく、社員一人ひとりを理想思考で“より良い結果を出す”ための力強い行動をとることが出来るように育成する成長対話が管理職に出来るように成っていただく『管理職養成講座』は毎回盛況で、2017年の2月から第16期春季コースが開講致します。
 
また、社員一人ひとりが理想思考で自らのインパクトの強い未来像を描き目標達成のためにストーリー性のある計画を目に見える形にすることが出来る『夢実現ランクアップキット』も大好評で増刷状態です。
 
人生も仕事も愉しく出来る人に成長しようと理想思考で力強く行動し“より良い結果を出す”部下・後輩の育成が出来る管理職の育成にこれからも全力を尽くしてまいります。
 
本年も皆様には大変お世話になり誠にありがとうございました。
 
2017年を迎えるにあたり年末年始のお休みの間に希望あふれる“インパクトの強い未来の出来事”を目に見える形にして頂ければ幸いです。
 
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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