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第58話 成長課題 管理職の部下育成術(58)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「部下の“育成思考”を熟成する」ことが出来ていますか?

業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。

『自創の人(部門経営者)』の定義にある「自らが、計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ」ことが出来る人でもあります。

新入社員を迎え節目となるこの時期だからこそ強い会社と成るために人が育つ組織体制を構築するチャンスです。

前回のコラムでも新卒一年目以外の各社員が『人財育成目標』を具体的に掲げる必要性を書きましたがその目標のつながりを示す“人の育成体系図”を、通常の組織図とは別に明らかにすることをお薦めしています。

組織を発展させる責任を果たすべき管理職は新卒入社2年目以降の社員に対して業績を上げる責任を果たすべきとの自覚をさせると同時に新入社員をはじめ、後輩や同僚などの成長を促す『人の育成』が自らの仕事であると正しく認識させることができるように成る必要があります。

「誰が、誰を、何のために、何がどこまで出来るように育成するのか」

との体系が、誰にでも目に見える形として明らかになることによって各社員が人を育成することが自らの役割であり果たすべき責任であるとの認識を促します。

この“人の育成体系図”を用いながら毎月、成長対話を通じて「何が、どこまで出来る人に、どのようにして育成するのか?」との育成計画をチェックし、フォローすることが管理職は出来るように成る必要があります。

社員一人ひとりが、よりワクワク働きよりイキイキと過ごすことが出来る人財育成の仕組みである自創経営ではチャレンジシートとランクUPノートを活用して人の育成計画が自らの意志表示として目に見える形になる仕組みとなっています。

社長の想いを実現するために業績を上げ続ける責任を果たすべき管理職は部下と定期的に成長対話を行い部下の育成思考を熟成し部下が後輩の業績向上につながる育成が出来るよう指導することが重要です。

管理職は≪人の育成が出来る人を育成する≫ことが、重要な仕事の一つなのです。

この5月より人財育成の仕組みの全体像を構築できる『第20期自創経営塾』が開講します。

また、業績向上をし続けるために人の育成が出来る管理職を養成する『管理職養成講座』はお陰様で大盛況で、この秋にも第17期秋季コースが開講致します。

そして、社員一人ひとりが育成思考で後輩の育成計画を目に見える形にすることが出来る『夢実現ランクアップキット』も大好評で増刷状態です。

人生も仕事も愉しく出来る人に成長しようと育成思考で“後輩の成長を喜ぶ”部下の育成が出来る管理職の育成に全力を尽くしてまいります。

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