「本当は入職式 part2」
今年の新社会人は、89万人。
昨日は、全国的に「入社式」。
昨日、参加させていただいた「入社式」で、臥龍は以下のように祝辞を述べた。
「おめでとうございます」、でも今日は、本当は「入職式」。
だって、就職活動の結果であって、就社活動ではないからだ。
入社がゴールではなく、職のプロになるスタートだ。
「マイ・プロジェクト30」、30歳のときには、どういうプロになっていたいかを
決意表明してもらう場が、「入職式」だ。
明日からの研修で、「マイ・プロジェクト30」を明確にしよう。
そして一番大事なことは、個人として「幸福」なこと、
これ以上の価値はない。
幸福の四葉のクローバーは、「健康寿命の延伸」「良き人間関係」「最低限の個人金融資産」「働きがいあふれる日々」で構成されている。
これを「ください」ではなく、全ては自分次第という「人生経営の社長」ですか?
社会人になるに当たり、自分は「人生経営の社長」に就任済かを確認してください。
なお臥龍の研修会では、この「入職式」を織り込み、「もし今年、自分が新社会人になったとしたら、全身全霊で打ち込みお志事は何か?」を考え、表明していただいている。
慣れ、流れとは違う「第二創生人生」の幕開けを見届けるのは、ハッピーだ。
ちなみに3月31日のD-tennisさんの経営方針発表会で、「ぜい変大賞」を受賞した苦木嶺さんも、まさに「第二創生人生」を歩まれている。
ぜい変の瞬間⇒ https://youtu.be/w2x5XgiBXgk
国立(東京)より愛を込めて。臥龍
「プロジェクト30という指定席券は発行済か?」
昨日は、顧問先の幹部候補生研修という名の新入社員研修。
やり方は、時間と共に、否応なく覚えていく。
社会人としての「あり方」は、この出発タイミングでインストールする必要がある。
その一つが、「プロジェクト30」としての「指定席券」の発行だ。
人生に一回しかない30歳、どのような「役柄」で通過するのが我が理想なのかを明確にする。
8年後の2033年の4月1日、東京発新大阪行ののぞみ号の10号車8番D席というぐらいに明確だと、座れる。
勿論、仕事をしながらその「役柄」はリニューアルしていい。
大事なことは、その都度、明確であることだ。
但し「志・使命感」は、企業の理念同様、一度定めたら簡単には変えないことだ。
登る山をコロコロ変えては、いつまで経っても、登頂は出来ない。
登るルートや登り方は変えていい。
「役柄」が明確になれば、現状とのギャップも明確になり、「挑戦」課題が明確になる。
大谷翔平は、高校3年生で、「メジャーリーガーとしてワールドシリーズ三度優勝」と役柄を明記していた。
そこから「挑戦」課題が見え、挑んでいった。
「プロジェクト30」の事例
⇒ https://youtu.be/MbUMD-bPfAY
国立(東京)より愛を込めて。臥龍
「彼ら彼女の目力は、明らかに変わった!」
学生から社会人への転換節目は、改めて自分の進路を決める絶好のチャンス!
新社会人の場合は、「マイ・プロジェクト30」=「30歳での自分を明確に決め、そこから逆算を掛けて生きる」ことになる。
昨日、ある顧問先の「幹部候補生研修(新入社員研修)」で、8名の幹部候補生が「マイ・プロジェクト30」を発表し、役員・先輩社員の「共感・期待」投票で、金銀銅賞が選ばれた。
金賞⇒ https://youtu.be/QFT76-CBnOc
今年の89万人の新社会人が、全員、「マイ・プロジェクト30」を表明すれば、日本の元気をかなり底上げすることになる。
貴社の新入社員が、まだ「マイ・プロジェクト30」を決めていない場合は、是非、明確化を進めてあげてください。
登るべき山が明確に見えた瞬間、彼ら彼女の「目力」は、明らかに変わった!
国立(東京)より愛を込めて。臥龍
「独裁者、裸の王様は怖い」
自分は絶対に正しい。
これは独裁者の条件だ。
一昨日、トランプの関税台風が起こった。
3月20日に、製造メーカー集積地の台中(台湾)で、トランプ関税を見越し、工場がフル稼働、お客さまによっては船便ではなく飛行機をチャーターしてアメリカに送っていると聞いたが、その見通し通りになった。
トランプ大統領は、「アメリカが解放された日」と宣言したが、臥龍は、「アメリカの終わりの始まりとなった日」だと思う。
以下は10年前に読んだある予言だが、あくまで予言であり、またどこまで真実かは確かめようがないが、一読した時に背筋が凍ったことは、よく覚えている。
■こういう発言がありました。
・「アメリカは第44代のアフリカ系の大統領が実質、最後の大統領になるわ」
・「45代の大統領は深刻な経済危機でホワイトハウスに入るのが危うくなるのよ」
・「みんな経済問題のことで第45第大統領に期待するの。
だけど、人々の期待とは反対のことが起こる。
彼は国を弱体化させるし、国は北部と南部の間で争いがエスカレートするわ」
・「国から人がいなくなる。ほとんど“空っぽ”の状態ね」
■誰が、いつ、発言したのでしょうか?
東欧ブルガリアの有名予言者、ババ・ヴァンガさん
1996年に85歳で亡くなっている。
生前予言の的中率85%!
2001年アメリカ同時多発テロ、イスラム国の台頭、イギリスのEUからの離脱、アラブの春など。
正式記録は、国家機密として厳重保管、非公開、非公開だからどこまでが真実か、図り難い。
しかし、間違いなく世界的に不況になる。
アメリカは、インフレで苦しむ国民が、期待してトランプに投票したが、関税で真逆のことが起きる。
そして製造業の復活というが、製造業コンサルの経験が多い臥龍は、一度途切れたメーカー力が、そう簡単には復活しないことは容易に想像できる。
イエスマンだけ揃えた政権は、こんな簡単なことも分からない「裸の王様」を生み出す。
昨年公開された映画「シブル・ウォー アメリカ最後の日」も、予言になりそうだから怖い!
https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/
国難正念場の向こう5年間、日本丸の舵を託すトップは誰か?
臥龍の現役最後の5年間が国難正念場、これも向き合うしかない。
だから政治にも、関心を持たざるを得ない。
■5月10日:山田宏さん講演会IN東京のお知らせ
山田宏さんは、経営感覚があります。
杉並区長時代の自治体経営
⇒ https://www.yamadahiroshi.com/results.html
また、骨太なかっこいい大人です。
杉並区長時代の荒れない成人式
必聴です!⇒ https://www.youtube.com/watch?v=XxNvKkN4644&t=11s
★詳細とお申し込みは⇒ https://apra.jp/h_yamada/
国立(東京)より愛を込めて。臥龍
「同じことを語ることに臆さないのがリーダーである」
軸足がぶれないから、目的地にたどり着く。
企業の場合は、理念とビジョン。
個人の場合は、志・使命感や人生観・人間観・事業観やマイ・ルール(約束・掟)など。
ぶれないコツは、一言一句変えない、一日3回は脳幹へのインストール。
永く繋がっているものには、以下の事例がある。
論 語 完成紀元前5世紀頃 今から約2500年前
旧約聖書 完成紀元前5世紀頃 今から約2500年前
三 蔵 完成紀元前3世紀頃 今から約2325年前
新約聖書 完成紀元300年頃 今から約1600年前
コーラン 完成西暦632年頃 今から 約1393年前
何が凄いか?
一言一句変えないで、伝導し続けてきたこと。
企業経営、人生経営を問わず、インストールの量が、軸足がブレないという質を生む!
稲盛和夫氏は、「リーダーは壊れたレコード盤であれ」とおっしゃった。
飽きないように、たとえ話は変えても、本質は変えない。
「同じことを語ることに臆さないのがリーダーである」(臥龍)
東京より愛を込めて。臥龍
「従業員に何のためにをきちんと説明していますか?」
昨日の読書会の課題本は、それまで国公立大学進学がほぼ皆無だった女子商業高校の校長に30歳で就任した方が、一気に20名以上の国公立大学進学を実現した体験を著した「きみが校長をやればいい」だった。
印象に残った文章は以下の通りだが、「何のために」が軸だった。
企業においても、「何のために」が明確になった方が、従業員のパワーが上がることは間違いない。
P6 「何のために」(中略)「手段の目的化」に気づいてから学校を見る景色が変わりました。
P62 女子商の生徒たちは、就職か専門学校しか選択肢がなかったところに、いきなり「大学進学」という可能性が降りてきて、しかも自分たちの努力次第で行けるかもしれないと感じてくれていたのです。だから、学ぶ意欲が断然違います。
P88 登る山を決めたら、半分登ったも同じ
P98 高校生は、一つのキッカケがあれば飛躍的に能力が伸びていきます。今教師に求められるのは「何のために」を伝える力だと思っています。これまでの教育では「当たり前」によって動かされていたことが多いように感じます。
P119 また、あくまで大学進学はひとつの選択肢です。個人的には「女子商で学んだ生徒であれば進学よりも早くうちの企業に来てもらって活躍してほしい」と言ってもらえるような高校になりたいなとも思っています。
P156 女子商が掲げる教育は「起業家教育」です。起業家といっても、会社をつくる人を育てるということだけではなく、「自分で人生を切り拓く」という意味であり、すなわち生き方です。
P216 これまでの学校は「何のために」を見失って運営されていた。
P236 これまでの教師は自分で教えることが仕事でしたが、これからの時代の教師の役割は学びのコーディネーターとしての役割が求められると思っています。
東京より愛を込めて。臥龍
「環境を選べることが大人になること」
アジアの社会人の自己啓発調査で、日本は最低。
勉強していない。
例えば、「Q8. 勉強会などの主催や運営をされていますか?」に対して、ベトナム25.1%、平均13.1%、日本2.7 %。
ベトナムだと4人に一人が、勉強会などの主催や運営をしていて、日本だと100人に三人ということだ。
臥龍は、25~35歳まで広島在住、30歳で独立開業。
25~30歳までのサラリーマン時代、多いときは7つの勉強会に参加していた。
しかし本当に満足できる勉強会がなかったので、毎月東京の勉強会にも参加していた。
そして、臥龍サロンと瀬戸内梁山泊という二つの異業種交流会を自ら主催した。
後者は100人規模を集める交流会だが、前者は10名限定の会で、代表幹事は中国電力・副社長の古川隆さんにお願いし、東京から講師を呼び、広島一と言えるくらいの濃い交流時間を創った。
この臥龍サロンでの学びが、臥龍の基礎を創ってくれた。
「人は環境の動物、環境を選べることが大人になること、社外での環境創りは100%自分の意思で出来る」(臥龍)
この絶好のチャンスを創造している人がたった2.7%!
でも関係ない。
あなたが創ればいい。
東京より愛を込めて。臥龍