menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

第三十五話 最初は寝る暇も惜しんで頑張ろう(誠志堂マイヤーズ)

社長の口ぐせ経営哲学

東京・六本木での待ち合わせ場所といえば、「交差点の角の誠志堂前か、アマンドの前」と決まっている。
創業80年という誠志堂は書店、喫茶店、文房具店、更に万華鏡専門店、
最近は、古酒と沖縄料理の店「島唄楽園」(2F)を経営するブランド企業である。
大正末期に産声を上げて以来、 ブランド“誠志堂”を掲げて商売を続けている。


“誠志堂”を引き継いでいるのが、創業から三代目の西石垣文江さん(有限会社誠志堂マイヤーズの代表取締役社長)
西石垣文江さんは商売の血が騒いだのか、女性企業家として、外食産業に踏み切った。
「大好きな沖縄料理と島唄をここで楽しんでもらおう」というのがコンセプ トである。
沖縄の文化や食を都心から発信する情報基地として、沖縄ファンの間で知る人ぞ知る有名な店である。


95年のオープンで12年目を迎える。料理、酒、音楽だけでなく、土、日には三味線教室も開催。
「明るく楽しい沖縄を疑似体験してほしい」というのが西石垣文江オーナーの弁。
同店の特徴は店内のスペースを活用して開催されるライブイベントである。
沖縄音楽をメインに、地元沖縄の出身アーティストを中心としたライブが毎週行われている。
月に10組から15組のアーティストが参加。週3回のスケジュールでライブが展開されている。


同社は独特の日本発の万華鏡専門店(1F)を15年前から開業している。
平成18年8月18日より「万華鏡バー マイヤーズ」というスタンディングバーの形式の店に変えている。
展示販売会も行うが、万華鏡博物館の様相を呈している。
両親が20年以上かけた万華鏡のコレクションをベースに展示・販売してい る。


西石垣文江さんの“沖縄大好き”から始まった「島唄楽園」も、また、両親の趣味から始まった
「万華鏡バー マイヤーズ」。いずれも商売のスタートは“好き”ということが動機である。
「好きこそものの上手なれ」という諺があるが、独特の店作りも原点は“好き”である。


独特の店づくりの原点はどこにあるのか。
西石垣社長は自分が受けたいサービスを提供することをスタッフに檄を飛ばす。
「受けたいサービスを心掛けよ」「企業は赤ちゃんと同じ。小さく生んで段々と大きく育てる」が大事だという。
育てるためには長い目で見守り続けなければならない。
ただし、「最初は寝る暇も惜しんで頑張ろう」というのが口ぐせである。


また、食べ物を提供しているだけに、「お母さんが子供に食べさせる感覚を忘れるな」と叫ぶ。
自然に、自然なものを使お うという気になっていくものだ。独特の視点を持つ企業の行方に期待したいものだ。

 

                                                             上妻英夫

第三十四話 本物を追求しろ(百福インターナショナル)前のページ

第三十六話 時間を守れ(なかんだかり)次のページ

関連記事

  1. 第九十五話 「人が変われば、未来が変わる」(ホスピタリティ&グローイング・ジャパン)

  2. 第四十八話 「慌てず、焦らず、諦めず」(スコッチモルト販売)

  3. 第三十四話 本物を追求しろ(百福インターナショナル)

最新の経営コラム

  1. 第7回 新規の売り物・売り先が10%以上占めており、売上総利益を落とさない会社

  2. 第24話 政府が推進する「人的資本経営」と中小企業の人事戦略

  3. 第253回 社長の一問一答「男性社員の育児休暇取得について」

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 教養

    第9回 シャトーを訪問してみませんか?
  2. 人事・労務

    第121話 真の能力主義に対応する等級別本給表
  3. 戦略・戦術

    第217号 3900円+890円
  4. 社員教育・営業

    第26回 「復唱・確認を忘れずに」
  5. 採用・法律

    第67回 個人情報を取得する前の準備
keyboard_arrow_up