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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳 2025年3月12日号

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「もしも、青森の方が滋賀に移住すると?」

最近、平均寿命の短い県の人が、平均寿命の長い県に引っ越してそこの環境に溶け込んで暮らせば、長生きできる可能性が高まる、と聞いた。

県別データ⇒ https://eleminist.com/article/2588

上記の中にあるピックアップ項目。

男女ともに平均寿命のランキングが上位の滋賀県の特徴、失業者が少ないこと、労働時間が短いこと、単身高齢者が少ないこと、喫煙者が少ないこと、多量飲酒(飲酒日に1日2合以上の飲酒量)をする人が少ないこと、ボランティアをする人が多いことなどが考えられるという。

ランキング下位の都道府県には、青森県、福島県、岩手県、秋田県など東北地方が目立ち、なかでも青森県は、男女ともに全国最下位。

その要因として考えられるのが、塩分摂取量の多さや高い禁煙率、飲酒量の多さなどの生活習慣ということだ。

ということは、(実際には難しいが)青森県の方が滋賀県に移住すると、寿命が延びるということになる。

身体を移すことは出来なくても、習慣を取り入れることは可能だ。

「10000人を60年間追跡調査してわかった健康な人の小さな習慣」(大平哲也・著)では、以下を結論付けている。

日本人の健康の最適解
1 タバコは一切吸わない
2 お酒は1日2合未満
3 塩分を減らしカルシウムを増やした和食をとる
4 座位時間を減らして適度な有酸素運動をする
5 肥満を解消する

健康寿命を縮める最大の理由は「高血圧」

健康の仕組みづくりの3つの柱
1 食事習慣を変える
2 自然と運動できる強制力をつける
3 ストレスを減らすように人と関わる

「健康の仕組みづくりの3つの柱」を、「意思力」ではなく「仕組み力」で行うことが肝要だ。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「あなたの人生は、あなたの習慣で出来ている」

「あなたには、世界を変える力がある。世界とはあなたの足元半径5メートル以内だ」(臥龍)

理想体重は、個人によって違うが、「必要な習慣を取り入れ、不必要な習慣を減らしていく」は必須だ。

結局は、食事習慣と運動習慣だ。

理想の個人金融資産は、個人によって違うが、「必要な習慣を取り入れ、不必要な習慣を減らしていく」は必須だ。

結局は、身の回りからマイナス金利を減らし、プラス金利を増やすことだ。

社長にとっての理想の会社は、個人によって違うが、「必要な習慣を取り入れ、不必要な習慣を減らしていく」は必須だ。

会社は、社長の習慣で出来ている。

あなたの人生は、あなたの習慣で出来ている。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「教えた答えは忘れる、掴んだ答えは忘れない」

相談事には三種類ある。

ただ聞いて欲しいだけ。

答えは持っているが、背中を押して欲しい。

本当に分からないので、聞いてきている。

問題は三番目。

答えを教えても意味がない。

「聞いた答えは忘れる。聞いた答えは実行しない。悩み、掴み取った答えは忘れない。実行する確率も高い」(臥龍)

だから教えるのは、答えにたどり着く道筋。

質問者:仕事とは何だろう?

臥龍:あなたが受けたサービスで、忘れられない事例は何ですか?

臥龍:その共通項は何ですか?

質問者:事前期待を超えたこと。

臥龍:そう。仕事とは、相手の事前期待を超えること。

あなたがもし、「作業、仕事、管理、経営、事業の違いは何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「全体最適・未来最適の視座で働くスタッフは、間違いなく幹部候補生」

視座を上げることは、入社した日からでも出来る。

「新入社員という立場は変えれないかもしれないが、社長の気持ちになって働くことは、今日からでも出来る」(松下幸之助翁の入社式での言葉)

社長の気持ちになる代表的な視座は、以下の二つ。

「出来る、出来ないではなく、やるしかない。言い訳ゼロへ準備と実行を怠らない」

社長は、給料日がきたら給料払わないといけない。

支払日がきたら支払いをしなくてはいけない。

納税日がきたら納税しなくてはならない。

「言い訳ゼロへ準備と実行を怠らない」

もう一つは、「全体最適・未来最適の視座」だ。

視座が低いと、部署都合などの「部分最適」、今の成果だけで満足する「現在最適」で思考・判断することが多い。

しかし、経営者は全社バランス、社会との共生などの「全体最適」で思考・判断しなくてはならない。

また、今の成果だけでなく、「未来最適」を生み出すための業態開発、先行投資、採用や育成に注力しないといけない。

20代から「全体最適・未来最適の視座」で働くスタッフは、間違いなく幹部候補生だ。

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「あなたの心眼は未来花を見据えていますか?」

「忙しい」と書いて「心が亡ぶ」と読む。

「心眼」がなくなると、目の前のことしか見えない「肉眼」のみに頼ることになる。

「心眼」のある人は、目の前の多忙さの中でも、3年、5年、10年先に咲かせる「未来花」を見据えて、「布石の種まき」を怠らない。

「撒かない種は咲かない。撒いた種はいつか花と咲く」(臥龍)

Q1.あなたの人生登山の中で、一合目、二合目、そして九合目、十合目(山頂)に咲く予定の「花」は、何ですか?

Q2.そのために、今年、あなたが撒くべき「種」は何ですか?それは撒かれていますか?

臥龍事例⇒ https://youtu.be/gNrssaf5eYU

ある小学四年生の事例⇒ https://youtu.be/jmLtsN1-9Lw

ニャチャン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「今日も、元気に顔を見せてくれてありがとう!」

人間の心は、三層年輪で出来ている。

中心が「存在肯定」、次の輪が「行為肯定」、外の輪が「成果肯定」。

子どもが授かったとき、ほとんどの親が、「五体満足であれば何も要りません」と思う。

ところが徐々に、“もっと素直だったらいいのに”という「行為肯定」、“もっと成績が良かったらいいのに”という「成果肯定」が強くなってくる傾向が多い。

これ自体が悪い訳ではないが、常に、“生まれてきてくれてありがとう!”、“今日も元気でいてくれてありがとう!”という「存在肯定」が先にないとまずい。

子どもが、親は「行為・成果」だけしか求めていないと感じると、「存在肯定」が空洞になる。

その空洞を埋めるものは、「ひきこもり」や「暴力」。

それらを通して、「私はここに居るの!」という「存在主張」を行う。

社長が従業員を見るときも同じ。

従業員に対して、常に「存在肯定」を忘れなかった先人に、松下幸之助翁がいる。

幸之助翁の人間観、「人は、まことに偉大にして、崇高なる存在である」があって、「松下電器は、人財を創っています。その傍ら電気製品も作っています」という人財育成優良企業が誕生した。

臥龍も、セミナーを受講に来られる方々の「存在肯定」においては、日本のトップ1%講師でありたいと、常に念願している。

また研修中は、優劣ではなく「全力姿勢・出し惜しみゼロ」という「行為肯定」を全力で行っている。

これがあって、「臥龍先生の人財育成は、まさに臥龍マジックですね!」と言っていただく、驚異的な育成成果が現れていると思う。

Q.社長の皆さま、毎朝、従業員を見る度に、心の中では、駆け寄って強く手を握り、「今日も、元気に顔を見せてくれてありがとう!」と叫ぶイメージで、出迎えていますか?

良い職場は、お互いの「存在肯定」から始まる!

ホーチミン(ベトナム)より愛を込めて。臥龍


「小さなことに大きな愛を込める」

昨日、ベトナムから成田に帰着。

ターンテーブルで、トランクを取るときに、驚いた。

荷物がきちんと並んでいて、かつ全ての取っ手がこちらを向いている!

ベトナムでも3度、ターンテーブルで荷物を取る機会があったが、かばんの並びが雑、取っ手がたまたまこちらを向いているものもあるが、これは偶然。

要は、ターンテーブルの上に載っていればOK、取る人が一番取りやすい状態に置く感覚はない。

「微差」だが、これが出来る裏には、深い文化の裏付けがあると知った。

生活者も良いサービスに慣れているからこそ、「微差」に感動する。

コンパスウォーク、ご利用者さまに掛ける言葉の端々に、人生の先輩を敬う「敬意」が込められているから、心地よい空間が生まれる。

レストランカシータ、テーブルには、お客さまの名前が書かれたウェルカムカードがある。

初めてのお客様には「いらっしゃいませ」、二回目以降のお客様には「お帰りなさい」と書かれている。

アクティブ感動引越センター、現場のスタッフが、よくお客さまに声を掛ける。

「お疲れじゃないですか?」「お手伝いすることありませんか?」「必要があれば、いつでもお声掛けてくださいね」

ぬくもりの創造が理念の長坂養蜂場。

送っていただいた商品の段ボール箱、留めてあるテープ、端っこが少し折り込まれていて、廃棄のためにテープを剥がすときに、本当に楽だ。

これらの裏には、いずれも深い企業文化がある。

「微差」を生み出す文化を大切に育もう!

「大切なのは、
どれだけ大きなことをするかではなく、
小さなことに
どれだけ大きな愛を込めるかです」
(マザー・テレサ)

東京より愛を込めて。臥龍


「握った手が温かい日常に感謝しよう!」

臥龍主宰の日台国際交流会APRAでは、二度の311被災地訪問を行った。

200億円を超える義援金をいただいた台湾の方々に復興風景をお見せするためだった。

2023年3月26日に、「南三陸語り部バス」で聞いたお話に、日台大家族は共に涙した。
https://youtu.be/crk6P4WhCQU

ホテル観洋に泊まっていただくと現地で聞ける機会があるので、是非、ご利用していただきたい。
https://www.mkanyo.jp/%E8%AA%9E%E3%82%8A%E9%83%A8%E3%83%90%E3%82%B9/

合掌 東京より愛を込めて。臥龍

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