「Ohana(オハナ)経営」
ハワイに来ると、ほぼ100%の方がお世話になるのが、「ABCストア」だ。
「観光客向けコンビニ」と見られがちだが、大家族主義経営のモデル企業の一つだ。
創業者であるシドニー・コササ(Sidney Kosasa)氏は、岡山県出身の両親(移民一世)の元に生まれている。
「ABCストア」の成功に至るまでの間、壮絶なまでの苦労をされている。
ハワイで言う「Ohana(オハナ)」には、単なる家族ではなく、「互いに助け合い、一人も置き去りにしない共同体」という意味がある。
採用において、「Join our Ohana」と歓迎するが、以下が、「Ohana(オハナ)経営」の一部だ。
「不況でも解雇しない」
2008年のリーマンショックや観光客減少時、「解雇しない」「労働時間は減らす」「福利厚生は維持」「管理職が先に給与カット」「ボーナスも可能な限り支給」を実施。
「店長のほぼ全員が現場出身」、現場を知らない管理職を作らない。
「利益を社員へ還元」
「利益分配制度(Profit Sharing)」「401(k)への会社拠出」「医療保険」「歯科保険」「視力保険」「社員割引」「奨学金制度」「駐車場補助」「バス代補助」
1988年以来、会社からの401(k)拠出額が社員自身の拠出額を上回っている。
社員教育では、技術よりも「人間教育」「人格を育てる」が優先。
次回、ハワイに行かれたら、「ABCストア」のスタッフの顔が明るいこと、よく見てください。
ホノルルより愛を込めて。臥龍
「もう世の中に見えているものに投資しても、リターンは少ない」
高市内閣初の「骨太方針」が明らかになった。
この骨太方針の最も大きな特徴は、「財政規律」と「積極財政」を対立概念として扱わず、両立させようとしている点だ。
従来の議論は、「積極財政か」「財政再建か」の二者択一になりがちでしたが、これに対し、高市内閣は、「節約する財政」から「未来に投資する財政」への転換宣言だ。
ただし、将来世代への責任を忘れず、財政規律も同時に守る。
その思想を「責任ある積極財政」という言葉で表現した訳だ。
「未来に投資する財政」としては、「AI・半導体・創薬・宇宙・航空・ロボティクス・次世代エネルギー」などの17の戦略分野への集中投資を掲げている。
但し、これは世界中が考えていることなので、その各分野の中でも、「到達基準」の設定が甘いと、投資額に見合うリターンは見込めない。
国民としては、分野よりも「到達基準」の設定に注視すべきだ。
投資家としても、その企業が成長分野に属していることよりも、その「到達基準」の設定に注視し、投資判断をすることだ。
17の戦略分野は、日本株式会社の規模では当然であっても、オーナー(中小)企業では、一層の「選択と集中」が必要だ。
「選択と集中」を考えるキーワードは、「あったらいいな」だ。
お客様がまだ観たことがない風景だが、観てしまうと、「本当は、こういうものが欲しかったんだ」と叫ぶものを「想像」し「創造」することだ。
日本のインバウンドも、日本に来ると、「観光地には、こういうものが欲しかったんだ」という風景が広がっているから、リピーターが生まれている。
「安全・安心・清潔・便利・親切・美味しい・美しい」、その上で、「安い」。
Q.社長さま、御社が、お客様が観てしまうと、「本当は、こういうものが欲しかったんだ」と叫ぶものが「想像」できていますか?
「想像」できれば、そこに集中投資すべきですね。
もう世の中に見えているものに投資しても、リターンは少ないこと、肝に銘じよう!
東京より愛を込めて。臥龍
「御社の従業員は60%を超えていますか?」
Q.以下は、何の数字でしょうか?
1位 英国 77%
2位 カナダ 70%
3位 フランス 48%
4位 ドイツ 41%
5位 米国 36%
6位 日本 17%
A.G7各国の国民のパスポート保有率だ(イタリアは不明)。
イギリスでは、国民の10人中約8人が保有、日本は10人中約2名だ。
日本の保有率は、2006年の26%がピークだが、これでもアメリカの36%以下だ。
世界最強のパスポートが日本にも関わらず、何とも内向きな国だ。
年代別は分からないが、多分、10代、20代も少ないだろう。
可愛い子どもには旅をさせよと言っても、これで世界に挑むような視座・視野が育つはずはない。
ちなみに台湾は、61%だ。
臥龍は、25歳の香港、26歳のハワイが初海外、社員旅行だった。
これをきっかけに、今まで120回以上海外に出ているので、きっかけをくれたT経営には、感謝している。
Q.社長さま、御社の従業員のパスポート保有率、ご存知ですか?
A.60%以上なら、視座や視野がひとまず安心ですね。
海外への社員旅行、単なる観光は時代遅れだ。
実に成る社員旅行の事例。
⇒ https://e-garyu.info/edu/taiwan.html#t01
毎年、従業員と家族におこづかい付き海外旅行をプレゼントしている臥龍ファミリーの事例。
⇒ https://youtu.be/0nj8QQflMv8
東京より愛を込めて。臥龍
「『良性狂気』が道を拓く」
上司の喜びは、部下の成長にある。
世の中には、育てたら自分の居場所がなくなるという狭い器量の上司もいるが、臥龍は、リーダー研修で、以下のようにお伝えしている。
「自分達よりも、知識、技術が上の者が入ってこないと会社は発展しないが、上司は常に、志・人間性・情熱だけは、部下に負けてはならない」(臥龍)
「師匠の喜びは、自分を刺激してくれるような、弟子の成長である」(臥龍)
その一人が、ノアインドアステージの坂根直樹さんだ。
出会いは、30歳以下を対象とした幹部候補生研修だった。
彼は、三日目の本気プレゼンで、三十代でピックルボールビジネスの社長になると宣言した。
本気プレゼン⇒ https://youtu.be/MIJYTrvhKmo
その半年後のフォローアップ研修での本気プレゼン。
本気プレゼン⇒ https://youtu.be/JS9ZjgbI6Ug
その四か月後、350名の社員の中から「ノアイズム大賞(年間MVP受賞)」を受賞!
⇒ https://youtu.be/1Mzt7ZFChRM
そして、「ピックルボール企業対抗日本一決定戦」で優勝!
⇒ https://www.facebook.com/profile.php?id=100006195339174
先日発せられた、彼のメッセージを読んだ。
長文だが、“自社の社員も、同様の熱を持っているか?”と置き換えながら読んで欲しい。
(ここから)
【なぜ、私はピックルボールを広めたいのか】
改めて、自分の想いを少しだけ書かせてください。
ピックルボールを広めたいと思った最初の理由は、単純に「楽しい」と思ったからです。
でも、続けていく中で、今はそれだけではなくなりました。
今の日本には、SNSなどを通じて、見えないところから人を攻撃する空気があります。
何かに挑戦する人が、応援されるよりも、叩かれてしまう。
そんな世の中は、やっぱりおかしいと思っています。
私自身、この1年で初めて誹謗中傷を受けました。
正直、むかついたし、腹も立ちました。
でも同時に、こういう空気を少しでも変えていかなければいけないと思いました。
私には4歳の娘がいます。
もし将来、娘が何かに挑戦しようとした時、応援されない空気によって、その気持ちが潰されてしまったら。
そう考えた時に、未来の子どもたちのためにも、今の自分にできることを本気でやりたいと思いました。
その答えの一つが、「ピックルボールの普及」です。
ピックルボールの魅力は、年齢や経験に関係なく、自然と人と人がつながれること。
直接顔を合わせて、声をかけ合い、笑い合い、仲間が増えていく。
そこには、SNSだけでは生まれにくい温かいコミュニケーションがあります。
私は、そんな前向きな人のつながりが生まれる居場所を、日本中に増やしていきたい。
また、子どもたちにも「志」を持って、毎日を楽しく、前向きに過ごしてほしいという思いから、志授業の公認講師も取得しました。
SNSやAIが広がる時代。
もちろん良い面はたくさんあります。
でもだからこそ、もう一度、直接人と関わること。
応援し合うこと。
誰かの挑戦を支えること。
そういう当たり前だけど大切なことを、見つめ直す必要があると思っています。
そして、ここまでピックルボールに関わる中で、協力してくださった方、応援してくださった方、支えてくださった方がたくさんいます。
一人では、ここまで進むことはできませんでした。
改めて、本当にありがとうございます。
大きなことを言っているのかもしれません。
でも、今の自分にできることを、目の前の一人から本気でやっていきます。
ピックルボールを通じて、
人が前向きになれる居場所をつくる。
応援し合える仲間を増やす。
そして100年後、子どもたちが「日本に生まれてよかった」と思える未来につなげていきたい。
そんな想いで、これからも挑戦していきます。
(ここまで)
そして7月2日、立川で開催された、世界最高峰のツアー大会PPAシングルスで優勝した!
これは快挙だ!!
⇒ https://www.facebook.com/profile.php?id=100006195339174
彼に、以下のお祝いメッセージを送った。
優勝する予感は、坂根さんから、「自宅のリビングをピックルコートに改造して練習してるんです」と聞いたときからあった。妻子ある身で、この良性わがままを通す「狂気」、こういう「狂気」があれば、ピックルボールの錦織圭になる日も近い!トップ選手兼プレジデント、子ども達のあこがれになるね!
那須高原より愛を込めて。臥龍
「研修中にひと転がしが、知行果の第一歩」
「研修中にひと転がしが、知行果の第一歩」(臥龍)
臥龍は、顧問先が、優秀企業ベンチマーキングに行ったときは、その会社、もしくは近くの公共施設を借りての「置き替え・第一施策のアクション決め」を行っていただく。
帰ってからやろうではダメ。
研修でも、以下の3点に留意している。
1.研修中に、過去最高の自分に出会っていただく。
2.向こう半年間、学びを日々実践報告する仕組みを付ける。
3.半年後にフォローアップ研修を実施する。
臥龍の尊敬する土光敏夫先生は、「知行果」の大切さを強調されている。
「わかっていてもやらないのは、実は真にわかっていないからだ。
やっていても成果 が出ないのは、実は正しくやっていないからだ。
真の「知」は「行」に一致するし、
正しい「行」は「果」に一致するはずである。
知と行と果は一致するという基本認識を持つべきだ。 」
(土光敏夫先生「経営の行動指針」より)
昨日今日と、人生計画・千回行シート2026の半期セミナーを実施している。
帰ってからやるのではなく、雪だるまの芯を、一つでも多く研修中に転がしておくことだ。
那須高原より愛を込めて。臥龍
「一人はみんなのために、みんなは一つの勝利のために」
昨日までの二日間の研修、ある社長から、「社内の風通しが良く、仲がいい。が、困ったことだ」という声が出た。
ときにあるケースだ。
「仲がいい」は手段、目的は「ミッションや目標の達成」だ。
有名な誤訳がる。
「ワン・フォー・オール(One for all)、オール・フォー・ワン(All for one)」だ。
誤訳は、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」だ。
正しい訳は、「一人はみんなのために、みんなは一つの勝利のために」だ。
今行われているワールド・カップを観れば分かる。
「うちのチーム、仲がいいんですよ」だけでは、当然、出場も出来ない。
これを「仲良しクラブ」と言う。
先述の企業の近々の課題は、「仲良しクラブ」から「真のプロ集団」への脱皮だ。
那須塩原より愛を込めて。臥龍
「物の背景にあるオーナーの思想を知ると、楽しみは深くなる」
「好きも究めれば、博物館になる」(臥龍)
「物の背景にあるオーナーの思想を知ると、楽しみは深くなる」(臥龍)
那須高原には、たくさんの博物館や施設、レストランがある。
昨日は半日で、一気に四か所を巡ってみた。
トリックアート:ミケランジェロ館
https://www.trick-art.jp/michelangelo-museum/
チーズガーデン・那須本店
https://shoplist.cheesegarden.jp/detail/001/
クラシックカー博物館
https://www.nccm.co.jp/
那須661ワインヒルズ
https://nasu661winehills.com/
クラシックカー博物館のオーナーは、渡辺清市氏。
てっきり筋金入りのクラシックカーマニアだと思っていた。
ところが、その原点は「古いものを大切に使う文化を伝えたい」という思いだったと知り、「なるほど」と膝を打った。
一方、那須661ワインヒルズでは、オーナーの室井秀貴氏に運よくお会いすることができた。
絵に描いたようなダンディな方で、「那須ミルクからのお酒」や「ブルーベリーからの日本酒」など、オリジナル商品の開発物語を実に楽しそうに語ってくださった。
その後調べてみると、ワイナリー誕生の原点は、2011年の東日本大震災後にあったという。
那須でもメガソーラー開発が進み、多くの森林が伐採される中、「このままでは那須の景観が失われてしまう」という危機感から、耕作放棄地や別荘跡地を活用してぶどう栽培を始められたそうだ。
つまり、このワイナリーは「景観保全」から始まった、実に珍しいワイナリーなのだ。
だからこそ、「100年先にも残る居心地のいい空間」が、そのミッションになっている。
渡辺清市氏も室井秀貴氏も、表面的には「車」と「ワイン」という異なる世界に生きている。
しかし、その根底には、「大切なものを未来へ残したい」という共通の思想が流れているように感じた。
やはり、物そのものを見るよりも、その背景にあるオーナーの思想に触れたとき、旅は一段と深く、豊かなものになる。
那須塩原より愛を込めて。臥龍




















