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- 第98回 花の名前も分かる!Googleレンズがすごい!
通勤の道端で、散歩の途中に、山や野原を散策中になどなど、キレイな花を見つけると、名前を知りたくなることはないでしょうか?
今やスマホを肌身離さず携行している時代、何でも直ぐに調べるのが習慣になっていると、「目の前の花」について検索できないのは歯がゆく感じます。
■Googleレンズで解決!
こうした悩みを解決してくれるのが、「Googleレンズ」機能(https://lens.google.com/intl/ja/)です。スマホアプリ「Google」(検索)の付加機能で、花にカメラを向けて「検索」すると、一瞬で類似した写真を提示し、合致する花の名前を教えてくれます。
つまり、従来の検索が「文字」なら、Googleレンズは「イメージ」でOK、ということです。
従来であれば、季節、花びらの数、色、時期などの情報を元に、植物図鑑を参照しながら絞り込むしか方法が無く、植物に慣れていないと、すごく時間が掛かる上に、結果にも自信が持てませんでした。それが今では、カメラで捉えるだけで済むのですから驚きです。
実際に試してみましたが、気になっていた花の名前がいとも簡単に表示されました。花のどの部分をどう判定しているのかは不明ですが、AI技術の賜物でしょう。
因みに、各種の動物、犬なら犬種、金魚なども、なかなかの精度で判定可能です。
■Googleレンズでできること
Googleレンズ機能はいろいろな用途に利用できますが、以下は実用的で、多くの人の役に立ちそうです。
ショッピング:
食品や日用品なら、パッケージから製品の検索ができ、ネットショッピングに移行して注文することも可能です。残り少なくなったら追加購入、あるいは知人の使っているアイテムが気になったら、その場でカメラをかざして注文など、手間が省けそうです。
翻訳:
看板やメニューなど、カメラで捉えると、各種外国語を日本語に変換し、しかも映像の上に重畳するので、直観的に理解できます。海外旅行で重宝しそうな好機能です。
■さいごに
他にも、写真に写った建物や風景も判別が可能でした。遠い昔に旅行して気に入ったものの、場所が分からず再訪が叶わないケースもあることでしょう。Googleレンズは、単に手間を省いてくれるだけではなく、不可能を可能にしてくれる可能性を秘めています。こうした高度な機能が無料で利用できるのも驚くばかりです。
皆さんも、気軽に試して、自分なりの使い方や楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。