今やインターネットを通じて様々な情報が手軽に手に入れられる時代ですが、世の中の大きなトレンドを把握するには、万人に向けて放送されるテレビ番組が重宝。玉石混交のネットとは異なり一定の信頼が置け、また高度に編集されているので、視聴者は短時間で多くの情報を得ることができるはずです。
経済番組やニュースに加え、バラエティー番組からも流行を知ることができ、各方面のビジネスにも役立つことは多いでしょう。ドラマからトレンドが生まれることも多々あります。
今回は、そんな情報源として有用な「テレビ番組」をフルに活用できる最新の「レコーダー」をご紹介しましょう。ポイントは「全部録画」。録画の手間が無く、録り逃がしも起こりません。
■全部録画
番組表。放送番組はたくさん。
通常のレコーダーは、見たい番組を見つけて録画予約を行います。予約操作が面倒、知らない番組は録画できない、あるいは予約操作ミスなどで「録り逃がし」が起り得ます。
また、放送後に、職場、家族の会話、SNSなどで話題に上った番組は手遅れ。放送後から7日間、ネットで視聴可能な配信サービス「TVer」もありますが、網羅している番組は限りがあります。
そこで注目したいのが、自宅のレコーダーで指定したチャンネルを24時間、最長1ヵ月程度録画する「全部録画」。予約の必要が無く、放送済みの番組は、番組表で時間を遡るように探して再生することができます。
DMR-4X1000 見た目はごく普通のコンパクトなレコーダー
録画設定の様子。最大8chを24時間、約1ヵ月、まるまる録画できる
パナソニックのレコーダー、「全自動DIGA」は、いくつかの製品をラインナップしていて、複数のチャンネルを録画し続けることができます。例えば最上位モデルの「DMR-4X1000」は、最大8chを約1ヵ月録画可能で、衛星による新4K放送(最大2ch)にも対応しています。フルに活用すれば、「録り逃がし」はまず起りません。4Kは録画不要、また、録画チャンネルが少なくても良いのなら、価格がより手軽なモデルを選ぶこともできます。
「そんなに録画しても見る時間が無い!」という声が聞こえてきそうですが、ご心配なく。「全自動DIGA」をインターネットに接続していると、宅内外を問わず、スマホやタブレットで、放送中の番組や録画済みの番組を視聴することができる機能もあります。レコーダーとは離れた寝室で、あるいは移動中や出張の宿泊先など、時間や場所を選ばず視聴でき、隙間時間の有効活用にもなるでしょう。
■さいごに
全ての番組を録画し続けるのはロスも伴いますが、予約操作が不要で録り逃しが起らないという安心感は新しい価値と言えます。
「全部録画」と「遠隔視聴」で、テレビ放送はネットの情報と同様、手軽かつ便利に利用できるようになるとも言え、放送番組の新しい活用方法として注目されてみてはいかがでしょうか?