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愛読者通信

新規事業を必ず成功させるために押さえるべき急所

「愛読者通信」著者インタビュー

新規事業に必勝法はあるのでしょうか?

残念ながら必勝法はありません。

ですが、「こうしたら必ず失敗する」という要素を回避する正しいフォームのようなものはあります。

私は、このフォームを、「本業の汚染を回避する3つの視点」と「新規事業を再現性をもって成功させる3つの基本の型」としてまとめました。

 

まず、「本業の汚染」について説明します。

本業がある会社は、その本業に会社の構造が頭の先から爪の先まで、最適化されます。それが、新規事業を生み出す際、悪さをします。

 

新規事業と本業は、わざわざ日本語を区別していることからも分かる通り、本来はイコールの関係ではありません。

しかし、現実には、事業計画や組織計画、財務計画などすべてが本業の「当たり前」で考えられてしまうのです。

そうなると、「1年目から目標数字通りに、収益化させろ」という無理な注文が入ったり、本業の業績次第で、予算や、人員が削られてしまう。

 

新規事業においては、目標数字の一致などは、まったく大切ではありません。

大切なのは、「勝ち筋をつくる」ということです。勝ち筋とは、その事業が成長、成功するための戦略ストーリーを文章と数字で表したものです。

その勝ち筋が凄まじく強靭であれば、例えば、100円のリソースを注いだら300円儲けが出てくる勝ち筋を見つけられたら、1億円投資したら3億円儲かるし、100億円投資したら300億円儲かります。

だから、当初の事業計画に一致するように、売上をあげるとか、利益が出ることよりも、勝ち筋を見つけることが大事なのです。

 

組織計画でも、銀行系などは不正防止のために定期人事をとります。しかし、新規事業はアサインされたメンバーが創業者です。その創業者が、しょっちゅう入れ替われば、新事業はうまくいかない。

「3月の末で帰任します」などと、言ってしまう創業者は、あまりにも起業家として弱すぎます。

新規事業は先ほどからお伝えしているように、十中八九失敗します。それでも頑張るという強い意思が必要です。しかし、担当にそうした気概がなければ、上手くはいきません。

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