menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

税務・会計

第31回 売上高と売上総利益の構成比率を常に注目している

強い決算書の会社はココが違う!

「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座

↑音声講座は上記を再生ください↑

 

今回のキーワード「稼いでいる商品にお金を注ぎなさい」

 本当に稼いでいる商品は何か、を理解することは意外と難しいです。売上高に目が行ってしまうからです。見るべきものは、売上高よりも売上総利益(粗利益)です。売上高が大きいからと、大して稼がない(売上総利益率の低い)商品分類に設備投資をしてしまうとたいへんです。しかもそれを銀行からの借入金でしてしまうと、返済が追い付かず、資金繰りはますます厳しくなってゆくのです。

 強い決算書の会社は、わが社の本当の稼ぎ頭となる商品分類は何なのか、を掴んでいます。そしてその商品分類が売れるのは、どのような客のニーズがあるかも把握しています。あとは、そこを伸ばすために投資をします。設備、人材、システムなど、業種・売り物によって投資するものは異なります。

 とはいえ、中小企業は投資資金が潤沢にあるわけではありません。限られた資金を有効に活用するためには、自社の商品分析が欠かせないのです。

第30回 身内だから安心、と考えずに人員配置をしている前のページ

第32回 銀行交渉も相見積もりをしている次のページ

関連セミナー・商品

  1. 「持たざる経営」出版記念 特別セミナー

    セミナー

    「持たざる経営」出版記念 特別セミナー

  2. 持たざる経営

    持たざる経営

  3. 井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

    音声・映像

    井上和弘の「経営緊急7大インフレ対策」セミナー収録

関連記事

  1. 第22回 常に減価償却を増やすことを考えている

  2. 第3回 
    P/L(損益計算書)のどこに、返済原資があるのか?

  3. 第6回 
    B/S(貸借対照表)には、右と左があります。

最新の経営コラム

  1. これぞ経営者。横河電機・美川英二の「家族主義」と「利益への執念」

  2. 第161回 発想をカタチに。生成AIで電子工作もより身近に!

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳 2025年1月22日号

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 採用・法律

    第37回 『インターネット上の誹謗中傷への対応』
  2. ブランド

    <事例―27 クリスマス・イブ(B2C)>30年連続でトップ100にランキング入...
  3. 税務・会計

    第11回 P/L(損益計算書)とB/S(貸借対照表)は、こう繋がっている。...
  4. 仕事術

    第81回 「聞こえを」改善!耳の老眼鏡的イヤホン
  5. 製造業

    第199号 不良を減らす情報のながれ
keyboard_arrow_up