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男のオーラ-その2

最高の自分を表現する 成功イメージ戦略

「パワー・バックシャン」への一歩

今回は、前回取り上げた「姿勢」とも大きく関わり、その方の生きざまや、
その人自身のあり方が一目で分かり、嘘をつけずに現れてしまう部分である「後ろ姿」について。
「後光が差しているかのような・・・」というような表現もある位、人間の印象には切っても切れない関係性が
あります。自分ではなかなか見えない部分だからこそ、本質を露にしてしまうのかもしれません。
そして何よりも怖いことに、自分では意識しなければ決して見ることができないものの、人からは正面と同様、
いえ、それ以上に見られているのが後姿。「バックシャン」という言葉にえもいわれぬ魅力が含まれているのは、
そういう意味なのかもしれません。


現代の社会においても、パワーと自信のある存在イメージと関連する言葉は、
「背筋の伸びた」「筋の通った」「肩で語る」などと、正面からではないビジュアルを形容したものですし、
「地に足のついた」というのも踵が基準になっており、まさに後ろから見た表現です。
また、「オーラのある」「後光が差した」のような抽象的な表現も、その人の後ろに感じさせるイメージとして
表現されるのですから、実際の後ろ姿を日常から意識して行動されることは、ご自身の存在イメージと
存在の格を高めることのできる方法といえます。


では、具体的にはどのような部分に気をつけることが望まれるのでしょうか?


1)「姿勢と歩き方」

前回の繰り返しではありますが、すっと伸びた姿勢と、膝を曲げず、足を引きずらずに歩くことです。

姿勢が悪ければ、どんなに体型に合わせ仕立てたスーツやシャツであろうと、腕の付け根、肘、腰、膝などの
関節部分に、必要以上のしわが寄ってしまいます。
力なく見える背中を丸めた姿勢では、スーツの命でもある肩のラインと肩から背中に向かう綺麗な曲線が
台無しです。まずは、ご自身の姿勢を意識してシャキッとすることで、シワという視覚的引っかかりを
少なくすることができるのです。


2)「体型、サイズに合ったスーツ/シャツ」

やはり、ご自身の体型に合った形とサイズのものを選び入手することが、パワーの漲る後ろ姿には
最も必要な条件です。上述したように、スーツを着用してぴしっと決まるか決まらないかの肝は肩。
人間の肩は左右の高さがそれぞれ違います。その上、背中から肩、首にかけてのラインの曲線・曲面にも
特徴があります。ということは、極端な話ここが決まれば大丈夫であるほどの基準なのです。

日本人の場合、かなり多くの方が肩の大きすぎるジャケットを着用しており、その為に肩先が
本来の骨格よりもはみ出して垂れ下ったようになっており、だらしなく、情けない印象を作り出しているのです。
また肩が大きいということは、背中に向かってのラインや面も崩れ、襟の下に溝のような皺ができてしまったり、
袖の付け根にハの字に皺がよっていたりします。同時に、身幅が広すぎることもあり得ます。
スーツの背中の面は適度な余裕をもちつつ、ピンと張っていてこそパワーが宿ります。
新しくつくるのであれば、サイズをきちんと調整し、今お手持ちのものはサイズ直しをする。
これがパワー・バックシャンへの一歩。


3)「手入れ」

もしかすると、ここが本来もっとも大切で、その方のパワーと意識の高さを感じさせる部分なのかもしれません。
一日着ていれば、どんな方でも立ったり座ったりを何度となく繰り返します。
そして、人間には関節があり、それを中心に曲げ伸ばしをするため、どんなに体型やサイズをピッタリにし、
姿勢も良く過ごしている方であっても、少なからず衣服のその部分にしわはよってしまうのです。
(体型・サイズに合っていなければ、本来できずにすむシワも刻まれてしまうため、シワシワもいいところ。)
これは至って当然のこと。では、日中に大切な会合がある場合などはどうするか?
あまり深くないしわであれば、ハンガーにかけた状態でスプレーすると、しわをとるものもあります。
簡単に使用できる一品です。しかし、日本の夏のように、温度が高く湿度がある気候ですと、
スチームアイロンで皺をわざわざ刻んだような状態になることもあります。その場合は、やはりアイロン。
洋服用のブラシのような形状になっていたり、さまざまありますが、スチームが出て、
ハンガーにかけた状態でさっと使えるものがあります。気になる背中、肘、膝の皺をのばしておくだけで、
印象が一層張りのあるものになることを保証します。そして、アイロンをご自身でかける意識を持っている方は、
「装う配慮」の本当の意味あいをご存じの方あることが、相手にも必ず伝わっているのです。
やはりこれこそ背中が語る、パワー・バックシャンといえるのではないでしょうか。


常日頃からどんなに気をつけていらっしゃる方でも、だらりとした印象になりがちなこの季節。
よどみやしわの無い後ろ姿を意識することで、他者への配慮とともに、
ご自身も際立った印象を与えることができるでしょう。

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