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会議資料がすべて紙で出てくる、といった会社がいまだにあります。いまや紙代もコピー機の電気代も上がっているのです。資料を整えるための労務コストも大きく上昇しています。今までと同じように紙で会議資料を準備している、というだけで、かなりのコストアップなのです。とにかくアナログは、コストがかかるのです。しかも時価なのです。
デジタル化が進んでいる会社では、もはや紙の資料など出てきません。クラウド上に会議資料のフォルダを作り、各自がそのデータを閲覧することで会議が進みます。それで何か不具合があるかと言えば、特にありません。
「会長や相談役は、デジタルでの閲覧が無理です。」というケースもあります。それなら、そのような方の分だけ、アナログにすればいいのです。会議の参加者全員分をアナログ準備するよりは、ずっと低コストで済みます。アナログコストはどんどん上昇していることを、認識しておいてほしいのです。
アイ・シー・オーコンサルティング社長
古山喜章(ふるやまよしあき) 氏 アイ・シー・オー コンサルティング社長 1965年大阪府生まれ。89年関西大学卒業後、高級洋菓子の超優良企業アンリ・…もっと見る
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