menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第56講 カスタマーハランスメント対策の実務策㊸
『これを棄てろっていうことか!』第3部

クレーム対応の新知識と新常識

それはカスタマーハラスメントではありません!⑩
『これを棄てろっていうことか!』《3部/4部作》

 それでは、機械製品のお申し出のイメージをして「修理部品がないので、修理ができません」と伝えたら「これを棄てろってことか」と言われたり、「別の物に買い替えていただくしかない」と伝えたら、「もうこれを使わずに生活しろってことか!」と言われたりする場面を想像して、その時の担当者の対応トークを紹介します。

機械製品のお申し出と言う設定で、

「修理ができないこの機械を棄てろっていうことか」と言われたら「残念ですが・・」と言うこと。

「少しだけの不具合なのにこの機械を使うなってことか」と言われたら「安全のことを考えて・・」と言うこと。

ここからは、その時に言ってはいけないトークについてです。

「修理ができないこの機械を棄てろっていうことか」
「少しだけの不具合なのにこの機械を使うなってことか」
「効果がないなら私にとって無意味な製品なので棄てます」と言われても

「そういうことではございません」と言わないようにしましょう。「じゃあ、どういうことよ!」と切り返されます。また、率直に「そういうことでございます」とお返事することも好ましくありません。「客に新品をどんどん購入させようとして、修理をしないんじゃないのか!」と切り返されます。

「修理ができないこの機械を棄てろっていうことか」と言われたら「残念ですが・・」と言うこと。

「少しだけの不具合なのにこの機械を使うなってことか」と言われたら「安全のことを考えて・・・」と言うことです。

 

 次に健康食品や化粧品や医薬部外品などの、身体と関わる製品へのお申し出だと設定して考えます。

 「お宅のA商品、買ってからずいぶん使っていますが、効果がありません。どういうことですか?」などというお話しに対して、いろいろと調査が済んでから、「個人個人の体質などによって効果の実感が異なりますので・・」とお返事することがよくあります。そうすると次にお客様は「じゃあ、もうこれは、いらないので返金してください」と言ったりします。
 でも担当者は、品質に問題がない物には対応はしませんから、「それは難しいお話しです」などと言って、引取りをしぶる意思表示をすることになるでしょう。
 そうすると、このお客様は「それじゃあ、これを持っていても仕方がないので、自分で捨てろってことですね」などと言うことがあります。

 また、お客様から「お宅の製品を長い間使っていると、肌の状態が悪くなってきた」などの連絡が入ることもありますが、そのお話に対して、いろいろと調査を進めた結果、品質に問題がないという結論になったとします。
 すると担当者は、「しばらく、その製品の使用をお休みして様子を見ていただきたいです」という意味のことをお伝えすることになるでしょう。
 そうするとこのお客様は、「じゃあ、これを使えない間、私はどうしたらいいんですか?」と言う可能性があります。

 次回は、その場面に用いるトークをご紹介します。

第55講 カスタマーハランスメント対策の実務策㊷『これを棄てろっていうことか!』第2部前のページ

第57講 カスタマーハランスメント対策の実務策㊹『これを棄てろっていうことか!』第4部次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連セミナー・商品

  1. 月刊CD経営塾バックナンバー 2016年5月号

    音声・映像

    月刊CD経営塾バックナンバー 2016年5月号

  2. 「女性リーダー養成プログラム」ネット配信講座

    音声・映像

    「女性リーダー養成プログラム」ネット配信講座

  3. 製品・サービス別クレーム対応《家電・携帯電話篇》

    音声・映像

    製品・サービス別クレーム対応《家電・携帯電話篇》

関連記事

  1. 第32講 事例を使ってクレーム対応の間違いと、最善の対応を学ぶ(1)
    ~キャンペーンに何度応募しても当たらない! 本当に抽選し、当選者はいるのか!~

  2. 第48講 カスタマーハラスメント対策の実務策㉟『本人の謝罪がほしい!』第2部

  3. 第7講 クレーム対応担当者が「申し訳ございません」を言うたびに、お客様はいらだつ

最新の経営コラム

  1. ニデック不正会計の本質は「いつから」始まっていたのか

  2. 第179回「懐かしのAV機器にも遭遇!韓国ソウルの電気街」

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2026年7月22日号)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 採用・法律

    第143回 仕事ができないことと「感じるパワハラ」
  2. 税務・会計

    第10回 部門別採算表のつくり方 (その2)
  3. 人事・労務

    第92話 仕事の成果の審査には「適正な時間内で」という前提が必要です
  4. マネジメント

    交渉力を備えよ(30) チャンスを見極めたら躊躇しない
  5. 教養

    2014年12月号
keyboard_arrow_up