日本人の経営者個人の所得税の高さにいつも驚いておられますが、「高い!高い!」と嘆くだけで、いかにして個人の所得税を少なくしようとする努力をされておられるのか?どうか…。
見ていていつも思う事ですが、はなはだ疑問に思っているのです。
会社の後継者の息子さんなら余計に知らないのが現状です。
知らないのでは、税務に対しても全く興味を持たなくなってしまいます。
是非とも前年度のご自身の申告書を取り寄せてみることでしょうね…。
電子申告されている場合は、データが残っているので、書類は見ることが可能です。ご覧になってください。
会社は経理の人や経営者陣が毎日、事務手続きを行っているので漏れは少ないですが、個人となると誰も個人の懐を覗き、手を突っ込んでこないし、個人の財布から出しているので無意識になってしまいます。
個人の所得税の計算はいたって杜撰になってします。
経営者はどんな収入があるのでしょうか?
給与、土地建物賃貸の不動産、貸付金利子配当、65歳以上の人は公的年金、雑収入や講演、原稿料 などなにげない日々ですが、収入は色々とあるはずです。
収入になっていても赤字の場合があります。
しかし、それは全て信憑書類を整えておかねばなりません!
これにはマメさが必要です。
特に医療費控除、小規模企業共済等掛け金控除、生命保険控除、寄付金控除を計上することにより、源泉された納税金額から5月中旬ごろには還付金として戻ってきます。
例えば、私の場合、椎間板ヘルニアでマッサージを月に3回は受けています。医者の診断書(コピーでOK) を付けておけば医療費として落とせます。
医者・薬局の領収証はマメに取っておけばいいのです。
私の場合、家族含めて年間50万~90万円にはなっておりますね…。