眼は口ほどに物を云い
だからこそ、ビジネスパーソンは眼の強さとその力に注目するのでしょう。
よく言われることに、前回取り上げた「口」は、その人の過去を表し、眼は現在を表すというものがあります。
眼は、それだけ今の心の状況や感情が表れやすいということです。
初対面の相手の気持ちをぐっと掴む、交渉事を行う際に相手に信頼を感じさせる、
重要なシーンでのコミュニケーションでは、言葉の力だけではなく、眼の力(表情)によりところが多いのです。
この眼の力(表情)を大きく左右する装いのアイテムとしてあげられるのが 眼鏡。
全ての方が使用しているものではありませんが、決して少なくない経営者の眼鏡人口率。
ほんの少しの大きさや形の違いで、顔の印象はまったく変わってしまうのですから、
今一度振り返っていただきたい重要ポイントです。
年齢の高い経営者の方に多い例は、 眼鏡のサイズが大きく、四角いこと。
これだけで、確実に年齢が5歳以上ふけて見えてしまいます。
似合う似合わないという以前に、その形が昔のスタイルを連想させるためです。
総理大臣の福田氏がわかりやすい例でしょう。
あと少しだけレンズのサイズを小さくするだけで、
もっと精悍で現役のパワーを感じさせるイメージと表情になるのに・・・と、姿を目にするたびに思います。
実際、眼鏡を変えたことで大きく株を上げる方は、私のクライアントにも非常に多くいらっしゃいます。
それも、眼鏡を変えたことはあまり目立たせることなく、しかし周囲の人々には
何だか表情が引き締まり、意思のある顔になったと思わせることができるという、
ビジネスパーソンには理想的な形で実現できているのです。
そこで、眼力を強め、顔立ちに合う眼鏡を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介しましょう。
1)パーソナルカラーのアンダートーンを取り入れる
金属系フレームを基準に考えた場合、肌のアンダートーンがウォームであれば金色、
クールであれば銀色を選ぶことで、顔色をよく見せ、眼の輝きを増す効果が上げられます。
2)眉の形を繰り返す
特にフレームの上側ラインは、ご自分の眉毛のラインとのバランスが大切です。
眉毛がきりりと上がり気味でシャープな印象の方の場合、フレームの上辺ラインも少々上がり気味で
シャープなもの。眉が柔らかなラインを描いている方の場合は、緩やかなラインのものを。
ほんの少しのことですが、顔の上での数ミリの違いは大きな印象の違いとなります。
眼鏡は視力矯正の為の道具ではありますが、常にその人の顔の一部となっているのが眼鏡。
洋服のように、毎日着替える方も少ないでしょう。なのであれば尚更、今のご自分にとって
ベストであることが望まれます。
あなたの今を語る眼力(表情)と、それをサポートする眼鏡。正に大切なビジネスツールです。
今、使用されているものは如何ですか?経営トップのパワーを相手に感じさえる眼力、お持ちですか?