menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マーケティング

第12話 「ネット活用で成功する企業の条件」【最終回】

ネット戦略成功の秘訣 圧倒的に儲かる仕組みづくり講座

matsunonet_118_1.jpg

 

こんにちは
マーケティングコンサルタントの松野恵介です。

とうとうこのコラムも最後になってしまいました。
前回までの、11回の内容はどうでしたか?


このコラムを読んでいるみなさんの、
周りは少し変化しましたか?


最後にもう一度、インターネットで成功するために大切なことを書きます。


 1、ターゲットを絞る

 2、シナリオをしっかりと描く

 3、まずはやってみる

 4、仮説→実行→検証

 5、スピード




その中でも、まずコレが大事です。

 1、ターゲットを絞る

 2、シナリオをしっかりと描く



皆さんのお客様の顔はシッカリ見えていますか?

ターゲットとなるお客様が見えていないとダメ。

ターゲットを明確にする。

ターゲットを絞ってみる。


これは重要です。

コラムの中で紹介した、木造住宅耐震強化キット。

けっして木造強化キットが欲しい人がターゲットじゃないですよね。

地震の揺れから身を守って、安全で安心な生活を手に入れたい人です。


その他にも、路面電車の通る近くに家が建っている人。

倒壊の恐れのある神社仏閣。

ターゲットを絞り、そのターゲットを最終地点(購入・リピートなど)まで

到達してもらうためのシナリオをしっかり描くことです。




ターゲットを絞ることによって、
シナリオをしっかり描くことによって、

「皆さん」へのメッセージが「あなたへ」のメッセージになります。

そして、発信者も「私たち(We)」から、「私は(I)」へとするのです。

あなたの会社が発信する、メールマガジン、文章、文言、

全て1人称じゃなかったら伝わりませんよってことです。



大きな企業であっても、会社からのメッセージなんて伝わりません。

その会社の「誰」なのか。

「メッセージ」は基本的に1人称でないとダメなのです。


だって、お客様との関係性を作ろうと思ったとき、顔が見えないと不安でしょ。

顔が見えないと信用できないでしょ。

顔が見えないと関係性なんて作れませんよね。


つまり、会社であっても会社からのメッセージではなくて、
会社を代表してあなた個人からメッセージを出しましょうってコト。


そうすることによって【リコメンド力】がどんどん増していくのです。

リコメンド力とは、

「この人に勧められたら安心して買ってしまう」

「この人が持っているものは、何でも買ってしまう」

というように、 個人が持つ推薦力のことです。



これが、発信するメッセージを3人称から1人称にすることで、どんどん強くなる。

リコメンド力が強いと、結果的に売れていくってことなんですよね。


このリコメンド力をアップさせて、
お客様との関係性を築いて、お客様の生涯価値を最大限にすること。


これが目的です。


3、 まずはやってみる

4、 仮説→実行→検証

5、 スピード



僕の持論。

10,000人のうち、実践するのは「たった一人」

 僕は、自社の可能性を信じて今すぐチャレンジし、成功したい人のためにこのコラムを書きました。

成功のために、才能や能力なんて必要ないんですよね。ホントに。

何が必要かって?必要なのは一つ。

「すぐにやってみること」

これだけです!


そして、どんなに「天才的な経済学の先生」が実践したからって、100%成功するわけがありません。

だれもが、仮説→実行→検証を繰り返しているのです。

大切なのは「スピード」を維持するということ。

10,000人が書籍を購入したとします。

本を読んだあと、だいたい10,000人のうち一割の100人が「元気が出てきた!」「やるぞ!」って決断するんですよね。でも、決断するだけ では何も変わりません。その次が問題。。

そう!

「行動」です。

決断する人が100人ならば、行動する人は1人くらいのもんです。

ですから、すぐに行動できる人は、
その時点で10,000人に勝っているわけ。

伝わってますでしょうか?

成功するのってカンタンでしょ♪

「やるだけ」で勝てるんですからね。


僕は思うんです。


本当に正解は一つではないのです。

もしあなたが真の回答を「与えて欲しい」と思っているならば、すでに間違いです。

なぜならば、「売れるシナリオ」は刻々と変化し続け、

さらに、多種多様な「売れるシナリオ」が存在するのです。

まずは、つねに相手を注意深く観察する。

そして「売れるシナリオ」をたくさん胸に用意しておく。

そして、その都度 最良の「シナリオ」をあなたが選ぶのです。


その覚悟を持つことが、必要です!


その為に、常に考えてみてください。


今現在、どんなにビジネスがうまくいっていたとしても、

今現在は、あまりうまくいってなかったとしても、

今とは別に、今以上によい方法はないのか?

これを考えることって、本当に大事です。

具体的には、こんな感じでトレーニングしてみてください。


●他社のホームページをみて、「シナリオ」を予想してみる。

自分がお客様になってみることが大事ですね。

お客様の視点は、自分がお客様になったときの視点そのものです。

昔、ネットショップを始めた頃に先輩方に

「まずはネットで買い物をしてみろ!」と、よくアドバイスを受けました。

その時は「なんのこっちゃ?」と思っていましたが、

今では その意味がよく分かります。

自分が消費者になってホームページを見る、
メールマガジンを読むわけです。

その上で、まずは興味がわくか?わかないか?

興味がわいたものは、何故わいたのか?

興味のわかないものは、何故わかなかったのか?

これを考えてみてください。


そして、

●自分ならば「どこを改良するのか?」

これを可能な限り何通りも考えてみる。

そして次は、その改良した理由ですね。

何故そこを改良したのか?

ここまで考えてみる。


そして

●「真似したくなる仕組み」は存在するのか?

もし存在したならば、自分のビジネスに置き換えて
すぐに実践してみてください!

きっと変化が出てくるはずです。



いまコンサルタントと言う職業をしていて、
いろいろなクライアントさんと議論し、
実践している中で、強く感じることがあります。


それは、

「インターネットを活用することは、今後企業にとって必要不可欠なものになる」と。


そして、

「今までのビジネスとネットを融合させることにより相乗効果が出て、
 既存のビジネスが圧倒的に拡がりだす」と言うこと。



おそらく、経営者の中でインターネットの活用をあきらめている人はいないと思います。



あなたも、インターネットを使って圧倒的に「成功」しましょう!


僕もまだまだ走り続けます。

一緒に頑張りましょう!



最後になりましたが、皆さんの「成功」を僕は祈っています。 

 

matsunonet_118_1.jpg

第11話 「お客さまから選ばれるために」前のページ

関連記事

  1. 第7話 「発売前のお客さまの声の集め方」

  2. 第11話 「お客さまから選ばれるために」

  3. 第9話 「インターネットで、儲けるコツ!」

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. ビジネス見聞録

    後継社長のコミュニケーションQ&A 第2回 「創業120年の飲食業、三...
  2. 社員教育・営業

    第53話 成長課題 管理職の部下育成術(53)
  3. 採用・法律

    第115回 「物流の2024年問題」(2) ドライバー不足による影響は?
  4. マネジメント

    第2回 『人気』と『人望』
  5. 教養

    第13回 『作家小説』(有栖川有栖 著)
keyboard_arrow_up