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税務・会計

第1回 京セラ実学への思い

新・会計経営と実学

 私と小長谷とで京セラ稲盛名誉会長から、「京セラに学ぶ 新会計経営のすべて」という本を出版させていただいたのが、平成12年でした。  それから実際に、アメーバ経営を一年間体験させていただき、平成17年に京セラ株式会社の監査役に就任させていただきました。  そして現在は、今までの経験をベースに、小さな会社が、将来京セラのような会社になっていただくための、ささやかなお手伝いをしております。  京セラの実学とは、高度な学問や知識で出来上がったものではなく、実務の中で壁にぶつかった時、現場の人が集まって「こうやった方がいいんじゃないか」「いや、そうじゃなくてこうするんだ」などという素朴な知恵から生まれてきたものなのです。  実際に、中小企業ではどんなにきれいごとを言っても、お金がなければ倒産してしまいます。どんなに立派な経営計画を立てても、実績が予定に到達しなければ話になりません。  しかし、現在の会計は、実学に基づいたものにはなっておりません。そのため、実際はお金がなくても、儲かっているという会計数字が出てくるのです。その結果、ほとんどの社長が「会計は難しくてわからない」と諦めてしまうのです。  実学に基づいて、キャッシュフロー経営会議や、部門採算制での社員が燃える経営会議をやっておりますと、毎月現場の社員の方々から、利益を生み出す素晴らしい提案と感動をいただきます。  次回から、実学に基づく現場からの感動を、皆様方にお伝えしたいと考えております。
田村繁和

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