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第70回
日本発の摩訶不思議な動画「PPAP」が世界中で大人気!?
~ジャスティン・ビーバーも夢中にさせる「ピコ太郎」の正体~

次の売れ筋をつかむ術

 

 
日本発のオリジナルコンテンツが世界を席巻している。
 
「ポケモンGO」の「ピカチュウ」ならぬ、
「ピコ太郎」の「PPAP」(Pen-Pineapple-Apple-Pen=ペンパイナッポーアッポーペン)だ。
 
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2016年8月25日に、動画サイトYouTubeに公開されるやいなや、
女子中高生を中心に、LINE、Twitter、Facebook、InstagramといったSNSを通じて、
瞬く間に拡散され、日本中に人気が広がった。
 
そして、日本から、韓国、台湾、香港、タイなどアジア各国に伝わり、
その後、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパと世界中で人気を呼んでいる。
 
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今や、大小合わせると、FacebookやYouTubeで、
おのおの1億回を超える再生回数を記録している「PPAP現象」とは、一体、何なのか? 
 
そして、中毒者を続出させ、世界中を熱狂させている「ピコ太郎」とは、一体、何者なのか?
 
 
●中毒性の強い独特のリズムとフレーズに「ダメだ!もう耳から離れない」
 
 
「PPAP」(Pen-Pineapple-Apple-Pen=ペンパイナッポーアッポーペン)は、
「Pen」と「Apple」と「Pineapple」の3語だけで構成された意味不明なフレーズを、
独特の"ゆるい"リズムの楽曲に合わせ、
角刈り頭にサングラスと口ひげ、ヒョウ柄の衣装といういでたちの怪しいおやじ「ピコ太郎」が、
ジェスチャーをまじえて踊りながら歌う摩訶不思議な動画だ。

 
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 「ダメだ!もう耳から離れない」
 「なんのことだかさっぱり分からないけど、とにかく耳に残る」
 「独特のリズムとフレーズが一度聴いたら忘れられない」
 「意味わからない。でも、頭から離れない」
と、その中毒性にハマる人が続出している。
 
中学生、高校生から広がり、今や子どもから大人までマネをするカバー動画が
続々とSNSにアップされている。
 
 
●「新語・流行語大賞」受賞・「紅白歌合戦」出場を期待する声高まる?
 
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すぐに、人気タレントやアーティストの間でも話題を呼び、2016年9月27日には、
ティーン世代の圧倒的な支持を得て、Twitterで100万人以上のフォロワーを誇る、
俳優の野村周平さんが笑い泣きの絵文字とともに動画を紹介したところ、
約1万人もの人たちがリツイートした。
 
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また、10万人近くのフォロワーがいる、女優の平祐奈さんも、Twitterに、
 「まだカンペキじゃないけど…載せちゃおーっと 
   24時間頭の中でぐるぐる回っててついつい口にしてしまう…」
 と、自ら踊って歌う、キュンとしてしまうカワイイ動画をアップしている。
 
一方、アーティストのMINMIさんやlolさん、モデルの紗蘭さん、
双子ダンスで有名な"まこみな"さんをはじめ、数多くの有名人が、
動画コミュニティサイトMixChannelなどに、自ら踊ってみた動画を披露し、
人気を博している。
 
「PPAP」の2016年の「新語・流行語大賞」の受賞や、
NHK「紅白歌合戦」への出場を期待する声も高まっている。
 
しかし、今やネット社会・SNS社会。おもしろい動画は、
インターネットを通じて、瞬時に世界中に拡散される。
 
「PPAP」の爆発的人気は、日本国内にとどまらず、世界中を席巻して
いるのだ。
 
 
●あのジャスティン・ビーバーも夢中!世界中で話題沸騰?
 
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ついには、8800万人を超すフォロワーを擁する、カナダ出身のリズム&ブルースの
シンガーソングライターで世界的大スターのジャスティン・ビーバーの目に留まり、
現地時間で2016年9月28日頃、
「My favorite video on the internet」(インターネット上のボクのお気に入りの動画)と
ツイートして、フォロワーに拡散した。
 
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その結果、世界中の5万人を超える人がリツイートし、
10万人以上の人が「いいね!」を押して、世界的社会現象のきっかけとなった。
 
「PPAP」中毒者は、ますます増える勢いで、Facebook、Instagramには、
日本各地はもちろん、さまざまな国の老若男女がやってみた動画があふれている。

▼Challenge #PPAP Pen Pineapple Apple Pen
https://www.facebook.com/ChallengePPAP/
 
 
「PPAP」は、イギリス王立放送局のBBCをはじめ、
世界各国のニュースで紹介されるほどのムーブメントとなり、
2016年の「YouTubeベストミュージックビデオに選ばれる可能性が高い」
と報じるメディアもある。
 
 
●CNNも世界に報道「世の中、どうしてしまったんだろう?」
 
まさかの展開で世界的に話題が沸騰している「PPAP」について、
アメリカの世界的ニュースネットワークのCNNも大きく報じた。
 
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2012年に公開から5ヶ月ほどで10億人が視聴した、
韓国発の「カンナムスタイル」を超えるかと注目を集める。
 
この現象を最もうまく言い表しているのは、
YouTube上に書き込まれた一番乗りのコメントかも知れない。
 
それは「私は何でこれを見ることになったんだ?世の中。どうしてしまったんだろう?」
という問い掛けだと結んでいる。
 
 
●日本発の新たなオリジナルコンテンツが世界に羽ばたく時代をリード???
 
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今や各国から取材依頼が絶えない「PPAP現象」を世界中に巻き起こした、
千葉県出身の謎のシンガーソングライター「ピコ太郎」とは、一体、何者なのか?
 
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Twitterには、「ピコ太郎」は、日本のお笑い芸人の「古坂大魔王」(こさかだいまおう)さんが
「イチオシであり、発掘してプロデュースしている」ということになっている。
 
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古坂大魔王さんは、知る人ぞ知るお笑い芸人で、1973年、青森市生まれの43歳。
 
くりぃむしちゅーの上田晋也さんが明石家さんまさんに、
「日本一おもしろいヤツがいます。古坂っていうんですけど…」と紹介したところ、
真顔で「オレよりおもろいんか?」と返されたという逸話を持つ。
 
もともと、お笑いトリオ「底抜けAIR-LINE」のメンバーとして2003年の解散まで活躍した。
 
その後、DJとして音楽活動に専念していたが、
2008年から「古坂大魔王」の芸名でお笑いの世界にカムバックしている。
 
ピコ太郎と古坂大魔王さんは、別人で親友という設定になっている。
 
古坂大魔王さんがわかる人でも、トレードマークのメガネが異なるので、
一瞬、見ただけでは気づかなかったかも知れない。
 
しかし、お笑いのマニアの間では、数年前から、古坂大魔王さんが変装して、
「ピコ太郎」の名前で、おもしろい動画をYouTubeにアップし続けているのは知られていた。
 
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「ピコ太郎」の「PPAP」(Pen-Pineapple-Apple-Pen=ペンパイナッポーアッポーペン)には、
「ポケモンGO」やリオ・オリンピックで復活を遂げた「マリオ」に続いて、
日本発の新たなオリジナルコンテンツが世界に羽ばたく時代をリードしていただきたい!
 
って、んなわけ、ないか?
 
 

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