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戦略・戦術

第202号 白川流「アウトソーシング先発掘方法」とは

社長のための“儲かる通販”戦略視点

 通販事業は、専門性の高い業務が数多く含まれており、また新規参入組も多いことから、アウトソーシングする比重がどうしても高くなる。
 だが、将来のためには、外注先の技術やノウハウを社内資産として蓄積することも重要だ。
 早期に基幹業務の内製化を実現するためには、各専門分野のプロに社員を指導・育成してもらい、ノウハウを社内に移植していくことが不可欠で、その場合は、どのような外注先に委託したかが、その後の事業に大きく影響する。
 アウトソーシング先は、業務のスキルだけでなく、人材育成を同時に行う能力や方法論も、持ち合わせていなければならないのだ。
 通販コンサルタントとして20 年、多くの優秀な外注先企業に支えられてきた私は、「どうやって、このような外注先を見つけるのですか?」と質問されることがよくある。その答えは、「月1 回の展示会視察」だ。
 通販業務に関連する展示会の多くは東京で開催されており、そのジャンルは通販フルフィルメントをはじめ、コンピュータ、物流、印刷、テレマーケティングなど、多岐にわたっている。
 まずは「顧問先企業に役立つか」「最新・最先端の技術を持つ企業か」を基準に会場を回り、そのアンテナに引っかかる出展社を見つけて、できるだけ責任者や社長と会い、その場で企業訪問のアポイントを取り付けるのが私流のやり方である。
 事前に、出展社にアタリを付けておけば効率よく回れるので、視察は2 時間以内と決めている。そして、多くの出展企業の中から10 ヵ所ほどピックアップして、うち5 人の社長と会い、2 社のアポイントが取れれば、成功という基準を設けている。
 既存の展示会は開催時期にDM が届くし、新規展示会は新聞やネットで告知されているので、こまめにチェックすればいい。このように、月イチの展示会視察は、外注先の発掘と業界の人脈作りに大いに役立っている。 
 
 
 
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