menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第24回 「FAXの上手な使い方」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「FAXの上手な使い方」◆


「この商品は、どういう内容ですか?」「会社までの行き方は?」…。

お客様から電話でお問合せをいただいた時など、その場でお客様の疑問を解決できることが何より望ましいですが、場合によっては、FAXをうまく活用することも大事です。

その際、問合せをいただいたら、いきなり「FAXで送ります」。と一方的に伝えるのではなく、お客様にFAXで送るように求められてから、送るようにいたしましょう。


以前、お伺いする予定のお会社様に、最寄の駅から会社までの道順を電話でお聞きしましたら、
電話に出た方から、「ホームページにのってるので、それを見てください」と言われ、ガチャン!と電話を切られました。

確かに、電話に出られた方は手っ取り早いし、良かれと思ってやっていると思いますが、ホームページで会社の最寄の地図を掲載していたとしても、こういう応対が会社にとって一番危険なことだと気づかなくてはいけません。

さて、問合せ時にFAXをうまく使う方法として、1つ目は、同じものを見ながら説明することです。
お客様にFAXを送ったら、必ず、先方様に届いたかどうかを確認し、それをもとに説明してください。
「右上の一番をごらんください。これは…」のように、お互い同じものを見ながら会話ができるので、意思疎通がしやすくなります。

2つ目として、よくお客様から問合せをいただく内容に自社の順位づけをして、FAXの見本フォームをつくり、新人でも先輩でも共通して対応できるような仕組みをつくりましょう。

このやり方は、お客様をお待たせする時間もなくなり、会社としても、誰が電話に出ても素早く対応できるようになります。


その時、見本フォームを作成しても、必ず手書きの部分を残してください。
「お問合せをいただきましてありがとうございます」「ご不明点がございましたら浦野あてにご連絡ください」…
そこに自分らしさをアピールしましょう。

第23回 「伝言メモを残す時」前のページ

第25回 「あたり前をあたり前に」次のページ

関連記事

  1. 第75回「上手な話し方」 話すことのメリット

  2. 第72回「話の聞き方」(よく聞いたからこそ湧く質問)

  3. 第59回 「コールセンターでの電話応対の基本」 応用編3

最新の経営コラム

  1. 【昭和の大経営者】ソニー創業者・井深大の肉声

  2. 「生成AIを経営にどう活かすか」池田朋弘氏

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 新技術・商品

    第65話 答えは自身のなかにある!
  2. 後継者

    第35回 お金のメッセージ性
  3. 採用・法律

    第135回 会社代表者の住所を非表示にする方法
  4. 人間学・古典

    第三十三話「一利を興すは一言を除くに如かず」
  5. マネジメント

    万物流転する世を生き抜く(42) 石田三成を翻弄する家康の智謀
keyboard_arrow_up