menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

経済・株式・資産

第12話 危機のときに生き残る会社のバランスシートとは?

あなたの会社と資産を守る一手

先日、新木場に行ってきました。木場から移転した老舗の材木屋さんが多くある地域なのですが、すでに木材業界では力のない会社・債務の多い会社が徹底して淘汰されており、現在残っている会社はおしなべて財務体力のある会社だと感じます。
 
それでも、今回の大震災は会社経営によくない影響をおとしはじめているようです。
新規住宅建設がしにくいほど、かたよった資材の不足や新築住宅を建築しても東京電力の新規契約に時間がかかるなどによる需要減など。「このままだと売上はしばらく大幅ダウンかも・・・」という言葉が事態の重大さを物語っていました。
 
他業種においても観光業界をはじめとして自粛の影響などで、たいへんなところがいくつも見受けられます。
 
こういう危機のときに生き残る会社はどんな会社か? といえば、まず無借金の会社、固定費があまりかからない会社、利益率の高い会社が、思いうかぶかもしれませんが、現実にはその3つの条件をクリアする会社というのは、なかなかないものです。
 
現在、規模を拡大し、成功している会社の場合、ある程度の借入金残高はしょうがないと言えると思いますが、じっさいのところ、資産勘定の内容で生き残る会社が決まるように感じます。
 
バランスシート(貸借対照表)の左側、資産の内容が上に行くほど多い会社は生き残る可能性が高くなります。↓
 
 
itte12_01.jpg
 
バランスシート(貸借対照表)は上から流動資産、固定資産、繰延資産という構成になっていますが、流動資産、とりわけ現金・預金の比率が高いこと。売掛金についていえば、その回収までの期間が短く、販売先が複数で多いことなどが生き残る会社のメルクマールになるかと思います。
 
逆に固定資産の比率が高かったり、繰延資産の試験研究費などの資産としての金額が多ければ、それによって融資はある程度受けられますが、危機の時には逆にその債務に苦しめられるものです。
 
そんなことを考えて企業経営をしようとしても、思うようにいかないのが普通ですが、このバランスシートを意識する・しないで、「イザ」のとき、生き残るかどうかの別れ道になるように感じます。

 

第11話 失敗から学ぶことの重要性前のページ

第13話 債務者になったら「もしも…」の時を考え、資産の持ち方を考えた方が良い次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連セミナー・商品

  1. 社長と会社の資産を守る法CD

    音声・映像

    社長と会社の資産を守る法CD

関連記事

  1. 第89話 個人財産の守り方(1)

  2. 第32話 利益を増やすには「B/Sを意識したビジネスモデル」が必須

  3. 第56話 手元キャッシュを最大化する経営(2)

最新の経営コラム

  1. 「展示会の見せ方・次の見どころ」(2026年6月)

  2. 第56講 カスタマーハランスメント対策の実務策㊸
    『これを棄てろっていうことか!』第3部

  3. Vol. 8 コーヒーの街が、抹茶を選んだ理由 ― お疲れニューヨーカーの現実(前編)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. マネジメント

    国のかたち、組織のかたち(77) 強大な相手と対峙する③(ナバテア王国の知恵 下...
  2. サービス

    29軒目 「不況になったら開眼した アジア料理店」
  3. マネジメント

    第287回 お客様になれば怒りが湧く
  4. 戦略・戦術

    第二十二話 危機を活かす営業のやり方 顧客と向き合う好機!
  5. 経済・株式・資産

    第115話 実態は発表数字より悪い中国経済
keyboard_arrow_up