京都にくわ焼きなる料理がある。鍬焼き(くわやき)とは、醤油とみりんのたれにつけた肉や野菜をフライパンや鉄板で焼いた料理。名前にある鍬は、田畑を耕すための道具のことで、昔、農作業の合間に野鳥をつかまえ、使っていた鍬の上に置いて焼いて食べたことがルーツといわれている。
(オーガニックレストラン・環境情報ガイド「きのまま」>鍬焼き(くわやき)より)
鉄板神社とはこのくわ焼きを進化させて、鉄板創作串料理を提供して、今、大阪でブレイクしはじめたところだ。
入り口に入ると元気な男性スタッフがいっぱいいて、待ち構えている。私たちはまだ明るい5時30分くらいに店に入ったので、スタッフがたくさんいるように見えたが、帰るころにはフル稼働になる。
テーブルにつくと「おまかせにしますか?」と聞かれる。初めてこの鉄板神社を訪れたのなら、お任せにするのがいい。して、この店ではワインがおすすめだ。場所柄同伴も多いせいか、ドンペリのボトルなどもある。
串焼きとも違うし、鉄板焼きとも違う。ちょこっと手間を加え、独自の料理となっている。そして、カウンターでてきぱきと焼き上げる姿には串焼き屋にないエンターテイメント性を感じる。〆にウニの手巻きとなる。




















