「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座
↑音声講座は上記を再生ください↑
今回のキーワード「売上高を伸ばしても生産性が上がらなければ意味がない」
「売上高が伸びました!」という会社はいくつもあります。
しかし、中身をよくみると、売上高は伸びたものの、売上総利益や営業利益は下がっている、という場合があります。それでは、何のために売上高を伸ばしたのかわかりません。売上高が伸びても、生産性が落ちていては、意味がないのです。
その大きな要因は、人に頼った売上増になっている、ということです。
一方、人を増やさずに売上高を伸ばしている、という会社も多くあります。
経営者がやるべきは、自社の優位性を高めて磨くことです。それが戦略であり、稼ぐ仕掛けです。
人を増やさずに売上高を伸ばしている会社の多くは、売上高の伸び率よりも、売上総利益の伸び率が高くなっています。売上高を伸ばし、生産性を向上させて、利益率を高めているのです。
単なる増員で売上高が伸びたとしても、利益は伸びません。
人を増やさずに売上高を伸ばすことを考えるのが、経営者の仕事なのです。