今回のワンポイント講座(6分22秒)
今回のキーワード「初期データのデジタル化」
中小企業では、棚卸表に手書きで数字を記入する、という風景がまだまだ普通に残っています。手書きなので、初期データはアナログデータです。
そして、その棚卸表が管理部門に届き、エクセルに入力したりしています。
ここで初めて棚卸表のデータがデジタル化されます。最初の記録時点でデジタル化されることを、「初期データのデジタル化」と言います。
初期データのデジタル化ができれば、手書き、手渡し、保管、運搬など、様々な「付加価値」にならないムダを減らすことになります。ムダを減らすことは、コスト削減につながります。
中小企業の現場実務は、トップがデジタル化を唱えなければ、自らデジタル化を推し進めることはありません。
「いつまでもアナログに頼らず、初期データのデジタル化に取り組め!」と号令をかけてほしいのです。