「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座
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今回のキーワード「当座貸越契約」
必要以上に銀行からお金を借りている会社をよく見かけます。
「何かあったときのために…。」が定番の答えです。
しかし、現金はあるものの、貸借対照表の右側には短期借入金があります。総資産が大きくなり、自己資本比率や総資産経常利益率、という重要な経営指標は悪くなります。
強い決算書の会社は、お金を常に借りるのではなく、銀行と「当座貸越契約」を結び、一定の金額の枠の中であれば、いつでもすぐに資金調達できるようにしているのです。そうすれば、総資産が大きくなることもなく、経営指標の悪化を避けることができるのです。
現状、「当座貸越契約」がないのであれば、必要以上にお金を借りることなく、銀行の担当者に“当座貸越契約を結びたい”と依頼をしてほしいのです。