「強い決算書の会社はココが違う!」ワンポイント音声講座
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今回のキーワード「採用コストよりも定着コストのほうが安くつく」
昨今の超人手不足をどう乗り切るか、は中小企業にとって大問題です。
賃上げしたいものの、その原資に乏しく、とはいえ賃上げしないわけにはいかず、十分ではないものの、かなり無理をして賃上げをしている、というのが多くの中小企業の実状です。
賃金は特定の者だけを上げるわけにはいかず、十分な賃上げをするにはかなりの原資が必要になります。そこで活用されているのが、賃上げはそこそこまでして、あとは福利厚生を増やして従業員の満足度を得る、という策です。
最も避けたいのは、必要人員の退職です。この採用難の時代において、中小企業が新たな人材を採用するコストは大幅に上がっています。定着コストよりも明らかに高くつきます。お金をかけても、採用できるかどうかさえ、厳しいのです。このような経営環境においては、定着コストを惜しまないでほしいのです。