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第24回 『100万人の心を揺さぶる感動のつくり方』(著:平野秀典)

眼と耳で楽しむ読書術

2014年も、早くも一ヶ月が終わろうとしています。
 
いかがお過ごしでしょうか?
 
気持ちも新たに好スタートを切った方もいれば、
これから徐々にエンジンを上げていく、という方も
いらっしゃるかと思います。
 
今年をより実り多きものにするために
ぜひご覧いただきたい一冊があります。
 
それは
 
『100万人の心を揺さぶる感動のつくり方』 
平野秀典 (著)
 
 
100万人の心を揺さぶる感動のつくり方/amazonへ
 
です。
 
感動プロデューサーとして、
企業講演を中心に活躍する著者による、
10年間の活動成果を体系化した一冊です。
 
感動は与えてもらうものではなく、
つくるもの。
 
感動は、スポーツや音楽、芸術はもちろん、
仕事や日常においてこそ、活きるもの。
 
プレゼン、セールス、商談…
 
人の心が動く現場には、必ずや、
ある種の「魔法」が存在する、と平野氏は言います。
 
その名も、感動力!
 
感動力=伝わる表現力×つながる共感力
 
今の時代に最も必要とされる2つの力が
掛け合わさったものです。
 
魔法ですから、当然、「呪文」があります。
 
魔法? 呪文?
感動力??
 
マジックショーならまだしも、
一体ビジネスと何の関係があるのか、
と思われるかもしれません。
 
しかし、この呪文は、ビジネスの現場において
劇的な効果を発揮するものです。
 
魔法の呪文とは、次の6つ。
 
標準装備
共演者
二人称シフト
メタファー
コントラスト
恩贈り
 
文字で見るだけでは、
わかるようで、わからない言葉ですね、きっと。
 
でも、読めばわかります。
腑に落ちます。
 
そして、使ってみたくなります。
 
僕は150ページからの「メタファー」の呪文が
特に気に入っています。
 
その成果は、レクサスを始めとする多くの一流企業が
学び実践してきて折り紙つき。
 
人が生まれながらに持つ力を見直し、活かし、
共感型表現力を発揮して感動を生み出す!
 
あなたのビジネスが変わり、日常がイキイキ輝く…
 
折にふれ読み返し、この現代の魔法を
ぜひ自分のモノになさってください。
 
 
尚、本書を読む際におすすめの音楽は
パイヤール室内管弦楽団による
 
『パッヘルベルのカノン~バロック名曲集』
 

パッヘルベルのカノン~バロック名曲集/amazonへ

です。

音楽学者でもある指揮者、ジャン=フランソワ・パイヤールと
フランスの名演奏家による格調高い世界を、ぜひ一緒にお楽しみください。
 
では、また次回。
 

 

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