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第47号 「石川遼選手のインタビューに学ぶ」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

本日(2月4日)こちらロスアンジェルスではノーザントラストオープンが開催され日本からは石川遼選手をはじめ
数名の日本人選手が出場しました。

まだ、結果は出ていない状態で書いておりますが、今回テーマに取り上げてみたいのは
石川選手のインタビューでの姿勢です。

実は石川選手は昨年もこの大会に出場しました。
その時はこちらのマスコミからも大変注目され、あまりのマスコミの数の多さに日本人のマスコミと
アメリカ人のマスコミの会見を別に行うほどの人気ぶりでした。
しかし結果は残念ながらの予選落ちに終わりました。

あれから1年、石川選手は日本では賞金王という文句なしのタイトルや日本での色々な記録をお土産に持っての
再チャレンジとなりました。
本来、昨年よりも遥かに注目されるべき要素を引きさげての今大会への参戦となったわけでしたが
何と今年、石川選手の取材に集まった外国人記者の数は0人。
本人も周りも、誰もがアメリカ人記者達から注目を集め、質問攻めにあい、
昨年同様に日本人と外国人の会見をわける状態を想定していたはずでした。

原因は昨年のアメリカでの成績です。たとえ日本でどんなに注目され活躍したとしても
彼らはアメリカでの成績を残さないことには話題だけで何年も注目してくれることはありません。
ですから石川選手がせっかく挨拶まで英語で練習をしてきたにも拘わらず、
インタビューは日本人相手のみとなってしまったのですが、ここで本当に見習いたいと思うのが彼の姿勢にあります。

石川選手は「今日は英語の質問がありませんでしたが試合でいいプレーすれば、
話しかけてくれるテレビ局があるかもしれないので、その時は英語で挑戦したい」とのコメントを出したのです。

想像してみてください。もし自分が石川選手と同じ立場にいたら同じような気持ちになれるでしょうか?

自分が1年間いろいろなプレッシャーを乗り越え、実績と経験も積んで戻ってきたはずの試合。
注目されること間違いなしと思っていたのにもかかわらず、それでもすぐに前向きな気持ちに
切り換えることができるでしょうか?

ここで変なプライドを持っていたら、この様な前向きなコメントも出なかったことでしょう。
やはり、この選手は、実力や証拠があるから前向きになるのではなく、
前向きであるがゆえに実力が本当についてしまった人物でしょう。

現代の様に誰もの心が不安定になり確信や証拠を求める時代、
石川選手の様な姿勢やメンタリティーからは、きっと多くのことを学べるではないでしょうか?

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