「負荷の掛かる成長ゾーンを持とう!」
居心地の悪い場所には二種類ある。
1. 価値観が合わない場所。
2. レベルが高い場所。
臥龍の場合、前者は、「志・使命感・理想がない人の集まり」「人を大切にしない・性悪説の人の集まり」「暗転思考の人の集まり」「儲けるためにが第一の人の集まり」の場所。
二度と行かない。
問題は後者、窮屈に感じる場所。
臥龍、20代の折、故・下村澄先生のご紹介で、経団連の分科会に通わせていただいた。
まず用語が分からない。
そこで分厚い「現代用語の基礎知識」を持参し、分からない用語は、その日の内に調べた。
窮屈という圧が掛かるから、脳や心の筋トレが進む。
逆にいうと楽な場所、負荷が掛かっていないときは、成長していないとき、要注意のとき。
従業員の方に問う言葉。
「レベルの高い異業種交流会やPTAなど、何でもいいから一つ、負荷の掛かる成長ゾーンを、社外に持ちなさい」
東京より愛を込めて。臥龍
「天はどこまで俺を成長させる気だ」
「未来なにが起こるかは分からないが、起こった出来事の意味は自分で決めれる。
過去の出来事は変わらないが、その意味は自分で決めれる。
結局、自分の人生は、自分の想うとおりになる」(臥龍)
これは、臥龍が27歳の交通事故で、長く病院のベッドに居て、気づいたこと。
事故に遭ったという事実は変わらないが、その事故から「一日一生」という人生観、「臥龍」という役柄への気づきを得たのも事実。
「出来事さんには罪はない。自分がどう捉えるかだ」(臥龍)
昨日、秋田で、日野という外食企業が「第三創業出航式&30周年記念式典」を開催した。
この30年間、実に様々な試練があった。
その出来事に対して、「なんてついてないんだ!」と悲嘆にくれていたら、昨日という日は無かっただろう。
トップは、この出来事を、「天はどこまで俺を成長させる気だ」と捉えた。
だから昨日があった。
さあ、未来を怖がらないで、歩んでいこう!
全ては、今よりも成長するチャンス!
「天はどこまで俺を成長させる気だ」
動画⇒ https://youtu.be/KHRKXGz9Tgc
秋田より愛を込めて。臥龍
「あなたの『アクセル言葉』は?」
車には、アクセルとブレーキがある。
自分だけを前進させる、あるいはストップさせる言葉だけではなく、周囲も含めて、前進させる、あるいはストップさせる言葉を意識できるのが大人だ。
障害物を乗り越え、前進させるアクセル言葉の事例が、前号で紹介した日野亨さんの「天はどこまで俺を成長させる気だ」。
動画⇒ https://youtu.be/KHRKXGz9Tgc
小池修さんの「これは何のチャンス?」も、いいアクセル言葉だ。
臥龍は、30歳の開業以来、38年間、顧問先さまで、「分からない、出来ない、無理、難しい」などのマイナス言葉を使ったことがない。
何故なら、「マイナス言葉を使えば、コンサルタントを廃業する」と宣言しているからだ。
見本を見せるべきリーダーが、チームの勢いを削ぐような「ブレーキ言葉」を使ってはならない。
「分からないが調べれば分かる」
「同じ人間がやっていることなら出来ないことはない」
「無理と思われることをやるから伝説が生まれる」
「難しいことをやり遂げるから差別化が生まれる」
今進めている台湾東部地震で苦境にあるタロコ族を支援するクラファンに対しても、臥龍は、一瞬たりとも「出来ない、無理、難しい」と思わなかった。
だから、多くの大家族が参加してくれた。
大家族からいただいた言葉に何度も泣かされ、「情けは人のためならず」「自分が一番心の報酬を得た」と思った。
小池修さんは、陰徳にされたいと思うが、敢えて「泣かされた言葉」として紹介させていただきたい(ごめんなさい)。
■発信:2024年6月3日(月) 5:04 AM
お世話に成ります。
本日は、ボランティア活動でのお願いです。
今、台湾東部地震からの復興支援のクラウドファンディングを進めていますが、まだ大幅に不足しています。
★詳細は⇒ https://for-good.net/project/1000805
■受信: Monday, June 3, 2024 7:53 AM
臥龍先生
いつもありがとうございます。ご連絡ありがとうございます。
私、小池個人で50万円、リハプライム(株)で50万円 合計100万ご支援させて頂きます。
先生、本気の恩返しの姿勢がかっこいいです。尊敬しております。
いつもありがとうございます!感謝しております。
リハプライム 小池修
何と、2時間49分後に、「泣かされ言葉」が入ってきた。
意思決定のスピード感にも、感嘆・感動だった!
Q1.あなたが今意識して使っている「アクセル言葉」は?
Q2.あなたが今意識して「禁句」にしようとしている「ブレーキ言葉」は?
東京より愛を込めて。臥龍
「忙しいの中身が問題」
「忙しい」と聞くと、臥龍は、「仕事があるっていいですね」とコメントする。
次いで、「ここ一週間での忙しいの中身を書き出してみましょう」と時間割表に、公私を問わず行ったことをご記入いただき、その中のAD業務に蛍光ペンで印を付けていただく。
時間割表事例⇒ https://youtu.be/JhJ7ckobvuk
AC業務=重要で緊急なこと。
AD業務=重要で緊急でないこと。
AC業務の多くは納期仕事やクレーム処理など、やらないと叱られること。
油断すると「叱られないためにやる」「追われる」「やらされ感」の負の感情になる。
AD業務は、将来のための企画や段取り、後継者の育成、自己啓発など。
「忙しい」の中に、しっかりAD業務が組み込まれている人は、持続的に成長するが、AC業務がほとんどの人は、堂々巡りで終わる危険性がある。
特に、早朝時間へのAD業務の組み込みが出来ている人は、頼もしい。
「自分との約束を守ると自分を信じる気持ちが醸成される。それを自信という」(臥龍)
上記の時間割表事例は、臥龍が25歳で、石油メーカーからコンサルティング会社に転職した月のものだ。
当時、城山三郎さんの「男子の本懐」を読んでいたので、2月4日、大阪から上京し、青山墓地の浜口雄幸先生の墓前にて、「本物の経営コンサルタント」になるという男子の本懐を誓った。
経営は99%経営者次第。
であるならば、経営者を感化し、企業を丸ごと進化させることが出来るものを「本物の経営コンサルタント」と定義した。
この本懐は、10年後の35歳に実現した。
翌5日、本宮浅間大社に詣で、霊峰富士山に、「日本一の経営者講座を開発する!」という誓いを立てた。
この誓願は、7年後の32歳に実現した。
これなども、重要なAD業務であった。
東京より愛を込めて。臥龍
「人間は偉いものではない、尊いもの」
以下は、広島のあるお寺の掲示板に書かれていたものだ。
「一人だと孤独感
二人だと劣等感
三人だと疎外感」
これの意味をグループ討議で話し合っていただくと、興味深い結果が出る。
ある企業での結果は、以下の通り。
「人間とは厄介なものだ。
本当は、孤独も比較も疎外も存在しないのでないか?
自分が勝手に作り出した蜃気楼に惑わされているのではないか?」
臥龍が連想したのは、お釈迦様の言葉だった。
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」
「人間は偉いものではない、尊いもの」
「偉い」とは他者との相対的な比較。
「尊い」とは比較を超えた絶対的なもの。
私も貴方も、比較を超えた絶対的なもの。
東京より愛を込めて。臥龍
「夢は大きいほど叶いやすい」
「夢は大きいほど叶いやすい」(臥龍)
ディズニーランドがカリフォルニア・アナハイムに続いて、フロリダ・オーランドで開園したのは、1971年10月1日。
残念ながら、ウォルト・ディズニーは、1966年12月15日に死去していた。
開園での記者からの「ウォルト・ディズニーはこの光景を見たかったでしょうね」の言葉に、兄のロイ・ディズニーは「いえ、この光景を真っ先に観ていたのは、ウォルトです」と答えた。
そしてロイは、名称を当初案の「ディズニー・ワールド」から「ウォルト・ディズニー・ワールド」に変更している。
その理由として、「フォードの名は皆が知っているがそれを作り上げたヘンリー・フォードの名を知るものは少ない。しかしウォルト・ディズニー・ワールドがある限り、世界中の人々がこれらを作り上げた男の名を知るだろう」と語った。
■大きな夢ほど叶う理由(1)
「棒ほど願って針ほど叶うのが人生。針しか願わないと、形にも残らない」(臥龍)
私事で恐縮だが、27歳までの臥龍は、「ちゃんと食えるコンサルタントに成りたいと思っていた」。
28歳の折、「アジア有数の軍師・臥龍になる」と宣言した。
今、そこまで出来ているかと問えば、達成度はいいとこ50%。
しかしそれでも、かなりの成果は出ていると自負している。
「エベレストを目指せば、半分行っても富士山を超える」(臥龍)
我が社の未来、その大きな夢を語る人は大事。
■大きな夢ほど叶う理由(2)
大きな夢は、社会性を帯びてくる。
するとステーク・ホルダー(関係者)が、大きく多角的に広がっていく。
Q.あなたの夢は、大きな応援団が結成されるものですか?
東京より愛を込めて。臥龍
「ワクワクビジョン」の有無が成功要因の8割!
Q.あなたはワクワクビジョンを持っていますか?
臥龍は、子ども達に、「社会に出るということは、自分の得意を活かして、社会から“ありがとう!”のシャワーが降り注ぐ“お役立ち山”に登頂すること」と伝えている。
すると子ども達は、そのワクワクする登頂風景を描き、自分で登山道を決めていく。
小学校のときに「お役立ち山」を描いた女子生徒が、高校生になって語ったこと。
動画(15分)⇒ https://youtu.be/B9ipo5FaEBM
人は成功するための「やり方」を求めがちだが、実際は「ワクワクビジョン」の有無が、成功要因の8割を占める。
臥龍も、「ワクワクビジョン」が前進のエネルギーだ。
動画(40秒)⇒ https://youtu.be/gNrssaf5eYU
「ワクワクビジョン」が見えると、登山道は見えてくる。
富山に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「“あったらいいな”を、明日の心ときめく暮らしに。」
ドリームガーデンズという会社がある。
https://www.dream-gardens.co.jp/
第二創業理念として、「感動生活創造企業」として「“あったらいいな”を、明日の心ときめく暮らしに。」と定め、生活者の「あったらいいな」の開発に挑んだ。
元々は、給食事業の会社であったが、少子化やコロナ禍の直撃を受け、現状維持は衰退しかないという危機感だった。
こども園給食というような関連事業開発は自社で進めたが、「0から1」のような新規事業開発は、簡単ではない。
そこで、地域の生活者の方々が、まだ出会っていないFC事業、具体的には介護事業、子ども英会話教室、クリーニングなどの導入を進めた。
これらも、「“あったらいいな”を、明日の心ときめく暮らしに。」の一環だ。
臥龍は、異業種にも挑めるリーダー育成で支援している。
名古屋に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「給料袋に『心の報酬』を入れる」
昨日、新しく6SS(環境整備)に取り組む会社の方々を、一歩先に進めている森鉄工所さんにベンチマーキングでお連れした。
森鉄工所⇒ https://www.moritks.com/
2年前に比べて、確実に進歩していたが、一番の進歩はスタッフの明るさ、主体性、積極性だった。
「自分と仲間の成長を実感したことで自信を持った証だ」
物の所有も欲だが、きりがない。
成長の欲求もきりがないが、風景が美しい。
そしてこの2年間で、外国人従業員の参加意欲が増している。
そして工場現場に、若い女性社員が増えているが、見学に来てこの雰囲気を感じたら、「ここいい!」と働きたくなるはずだ。
人手不足時代の中、森鉄工所の多様性とそれを生み出す社風創りは、参考になる。
「ありがとうカード」に加えて「ほめるカード」を始めていた。
これも、自分の「心の成長」を感じる場面だ。
この「ありがとうカード」と「ほめるカード」は、給料袋に入れられる。
銀行振込になって、給料袋の所得の報酬のリアルさは落ちたが、ここには「心の報酬」が入っている。
大阪より愛を込めて。臥龍