「すぐ着手の風土を創る人」
問題は、放置するとでっかくなる。
問題は、着手すると、想像したときよりも随分小さいことに気づく。
ポイントは「すぐ着手」。
人間の脳は、5秒やると「やる気スイッチ」が入るようになっている。
部屋の掃除、面倒だなと思っても、掃除機のスイッチを入れ、5秒動かせばいいだけだ。
リーダーは、部署内に「すぐ着手の風土」を創る人だ。
東京から愛を込めて。臥龍
「貴社の5勝以上従業員は全体の何%ですか?」
人を動かす一番の動機は「損をしたくない」だ。
SNSのCMやテレビショッピングを見ていると、まさにそうだなと思う。
しかし人生で一番大きな損失は、「自己投資の機会損失」だということに、意外に人は気が付かないようだ。
「20代で人生の年収は9割決まる。」という本があるが、まさにそうだ。
以下は、アジアの社会人の自己啓発調査だ。
自己啓発なので、全てOFF時間であり、自費負担での実施だ。
Q1. 読書習慣はありますか?
ベトナム 53.7% 平均42.3%
Q2. 研修会やセミナーなどの勉強会に定期的に参加していますか?
フィリピン55.1% 平均36.9%
Q3. 資格取得のための学習をしていますか?
インドネシア 50.7% 平均26.5%
Q4. 語学学習をしていますか?
ベトナム46.3% 平均24.5%
Q5. 通信教育や E ラーニングを利用していますか?
中国32.7% 平均23.1%
Q6. NPO やボランティアなどの社会活動に参加していますか?
インドネシア37.3% 平均17.9%
Q7. 大学、大学院、専門学校に通っていますか?
インドネシア22.6% 平均15.2%
Q8. 勉強会などの主催や運営をされていますか?
ベトナム25.1% 平均13.1%
自社の20代に問いかけて欲しい。
Q.君は、上記の8個の設問で何勝何敗ですか?
少なく5勝以上であろうよ!
臥龍の20代は7勝1敗、語学学習をしていなかった。
社長さま、貴社の「5勝以上従業員」は、全体の何%ですか?
東京から愛を込めて。臥龍
「対策の見える化が大事」
対策会議の意味が変わる。
一般論での正解は、生成AIが猛スピードで出してくれる。
これの先行者利益はあっという間に無くなる。
普通になるからだ。
この生成AIの正解から更に差別化を生み出す議論が出来るかどうかが問われる。
そのためには、日頃からの「読書」「芸術鑑賞」で「思考力」を鍛えておかないといけない。
だから世界の一流事業家は、休日にこの二つを欠かさない。
そして会議の結論は、次回までに行う「実行策、担当、期限」の議事録だが、これをPCの中に納めていてはいけない。
それを拡大打ち出しして、議事録ボードに貼り出し、「実行策」を実施したら赤マジックで消し込んでいく。
すると未だ実行していない対策が一目瞭然、通り掛かった役員や他部署の方が目を留める。
意外にこういうアナログ処理が効果を発揮する。
対策の見える化が大事なのだ。
東京から愛を込めて。臥龍
「咲いたタンポポだけが種を飛ばせる」
入社した新人、“ここ思ったほどの場所じゃないな、辞めようかな”。
配属された部署で、“ここ不本意な場所だな、辞めようかな”。
そう思った方は、以下の渡辺和子先生の言葉を思い出して欲しい。
「置かれた場所で咲きなさい
置かれた場に不平不満を持ち
他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては
環境の奴隷でしかない。
人間として生まれたからには、
どんな所に置かれてもそこで環境の主人公となり、
自分の花を咲かせようと決心することです」
「環境の奴隷」と「環境の主人公」になるかは、あなた次第だ。
臥龍の人生でも、思い当たることがある。
21歳、石油不況で、松山の製油所勤務から大阪のディーラーコンサルティング部門へ移動。
「あいつ運が悪いな」と送り出されたが、「環境の主人公」になることで、大手コンサルティング会社への転職の道が開かれた。
25歳、大手コンサルティング会社へ転職したが、ビジネス手帳を売る部署への配属。
“えー、物を売るのか、嫌だなあ”と思ったが、「環境の主人公」になることで、日本一の実績を出すとはどういうことかが、体感・体得できた。
「咲いたタンポポだけが種を飛ばせる」(臥龍)
東京から愛を込めて。臥龍
「社長、レシピを創りましょう!」
最長11連休のGWに入っている。
昨日の初日、8名での交流懇親会を大阪で実施したが、あまりの「美酒・美食・美談」に酔いしれ、引き続き開催する定例の会となった。
「美談」とは、「美しく爽やか、前向き陽転的な言葉が飛び交う」ということだが、それは8名の過去の人生の表れでもある。
「人は食べたもので身体が創られ、
聞いた言葉で心が創られ、
語った言葉で未来が創られる」(臥龍)
その人の語る言葉を聞くと、その人が過去聞いてきた言葉が想像できる。
Q.社長さま、貴社で飛び交う言葉は、美しく爽やか、前向き陽転的なものですか?
我が社で飛び交って欲しい言葉をまとめたものが、「社風人財のレシピ」だ。
レシピ通りに作れば、予定通りの料理が出来上がる。
自社であって欲しい「社風像」と「人財像」を明確にし、それを創っていく「言葉のレシピ」を、社長と幹部の合宿で創ることは、とても大事な行事だ。
美しく爽やか、前向き陽転的な言葉が飛び交う職場の未来は、美しく爽やか、前向き陽転的なものになる。
そう願うなら「レシピ」を創ろう!
岡山から愛を込めて。臥龍
「気付きの滞空時間は3秒」
事象や情報に触れて、「気付き」が生まれる。
臥龍の経験だと、「気付き」の脳裏滞在時間は3秒。
あっと言う間に消えていく。
臥龍の場合は、スマホで「キーワード:一言」をパソコンに送る。
朝夕にパソコンを開けて、その「キーワード:一言」からパワポを作って、パワポデータベースに入れる。
あるいは、その「キーワード:一言」から文章が展開できれば、メルマガとして発信する。
先日も、超繁盛ホテル「道頓堀ホテル」で、橋本明言専務のお話をお聞きしながら、「マーケットアウト」という「キーワード:一言」が浮かび、直ぐにパソコンに送った。
「マーケットイン」は、お客様の気持ち(ニーズ)を想像して準備をするものだが、「マーケットアウト」は、お客様の気持ちに「成り切り」、「こうして欲しい」と思うことを「超おせっかい」に準備するもの。
一例を挙げれば、「宴会の人数変更は、1時間前までOK」、「宴会の飲み放題は3時間」、「70種類を超えるメニューが飲み放題」など。
宴会幹事の気持ちに成り切った「おせっかい」、これは想像以上にでっかい違い。
幹事は、「道頓堀ホテル」以外は使わないなあ。
広島より愛を込めて。臥龍