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仕事術

第106回 省スペース+新しく「音」のある生活

デジタルAVを味方に!新・仕事術

都会の住宅はスペースが不足しがちで、なるべくモノを減らしたいという方は多いことでしょう。その標的となり易いのがオーディオ。30~40年前の全盛期には、重厚長大なスピーカーやアンプが飛ぶように売れていましたが、今ではマニアを除いて縮小傾向。今ではミニコンポすら居場所が無い雰囲気で、コンパクトなBluetoothスピーカー、ヘッドホンやイヤホン、果てはスマートフォンに内蔵をスピーカーで…という時代になりました。

こうした流れを汲んでか、徐々に注目を集めているのが天井スペースを活用したAV機器。本連載では、前回、天井照明にプロジェクターとスピーカーを内蔵した「popIn Aladdin2」を取り上げましたが、今回ご紹介する製品もまさに天井空間を活用。パナソニックのスピーカー内蔵シーリングライト「AIR PANEL LED THE SOUND HH-XCF1203A」です。
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【写真/筆者宅に設置したAIR PANEL LED THE SOUND HH-XCF1203A
 
本製品は、天井照明にBluetooth対応のスピーカーを内蔵。デッドスペースが有効利用できることに加え、音声の伝送はワイヤレスで、電源も天井照明と共通なので、配線が一切不要とスッキリできるのもポイント。これなら、誰にも嫌われなくて済みそうです。
機能面では、トランスミッターが付属していて、テレビの音声を本製品から鳴らすことも可能。一般的に天井照明は部屋の中心付近に設置されるものなので、テレビの視聴位置に近く、また部屋中隅々まで音が届き易いのもメリット。音量を小さくしても聞こえ易く、こうした特性は、特に都会の集合住宅と相性が良さそうです。
 
実際に使ってみると、素の音が良く低域も豊かで、一般的な薄型テレビに内蔵のスピーカーよりも好印象。アナウンスも明瞭に聞き取れて快適です。また、天井という位置関係を活かし、スマートフォンでYouTubeなどを利用し、鳥の囀りを鳴らすと、森に居るような気分を味わうこともできます。YouTubeでは世界の様々な環境音が見つかるので、部屋を自然音で満たせば、気分転換にもなるでしょう。在宅勤務も捗るかもしれません。
 
ほか、照明器具で大手のパナソニックだけに、ライティング機能も充実かつ高性能。スマートフォンと組み合わせれば、専用アプリの利用で、色味や明るさを自由自在に調整することが可能。特に本製品の場合、羽のように飛び出したパネル部分のみを発光させると、間接照明のような柔らかな光を得ることができ、日没後以降から就寝まで、リラックスしたい時間帯にも適します。
 
余裕のある天井空間を活用し、より豊かな生活を。本製品はもちろん、今後、「天井家電」ブームがやって来るかもしれません。

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