「一石二鳥の副文作成合宿の勧め」
「言葉の定義が共有化された集団は、コミュニケーション能力が自然と高まる」(臥龍)
幕末、「尊王攘夷」という言葉の定義が共有された集団が、藩を超えて、志士群現象を起こし、幕末維新を推進した。
戦後の復興期、「所得倍増、アメリカ型ライフスタイルのゲット!」に国中が燃えた。
社内においても、「仕事」の定義が、「相手の事前期待を超えること」と共有されている集団は、自然と市場・顧客から評価される。
こういう社内用語に解説の副文を付けるための「役員とリーダーの合宿研修」は有効だ。
作成のプロセスで、コミュニケーションの軸になるリーダーに、副文・定義が腹落ちするからだ。
羽田空港より愛を込めて。臥龍
「カレンダーに印を入れることが大事」
日本人は、長年の島国、農耕民族、村意識で、周りの目を意識する傾向が多い。
これが、サービス精神、おもてなし、品質などでは、良き影響を発揮しているが、逆に、個人として抜き出ることが苦手だ。
有休の消化率を上げるにも、「皆で取る習慣創り」が必要だ。
期首にカレンダーに印を入れることが有効だ。
本人と家族の誕生日、あるいは結婚記念日などは、年間で「有休予定」に入れてしまう。
ある外食産業では、「レインボー休暇制度」ということで、年に1回の7日間連続休暇をカレンダーに入れさせている。
期日や日程を決めないと、事は進まない。
高知より愛を込めて。臥龍
「良きイメージで一日がスタートする集団を創ろう!」
今朝は非科学的な話題で恐縮。
23歳から25歳まで、毎夜、翌日はこういう一日になったらいいなという詳細の時間割を創り、イメージして就寝。
特に大事にしたことは自己啓発の時間確保。
翌日の就寝前に、その横に実際の時間割実績を記録していき、同様に、翌日はこういう一日になったらいいなという詳細の時間割を創り、イメージして就寝。
これを三か月続けた当たりから、微妙な変化が起き始めた。
自分が決めた時間割だが、当然、上司・同僚・お客様からの指示命令・依頼・お誘いを受けて、予定外になっていくことはよくある。
その予定外がじわりじわりと減り始めたのだ。
2年目、3年目になると、「想定との一致率」が相当に高くなっていった。
科学的根拠はないのだが、念じた時間割の想いが、上司・同僚・お客様をコントロールしたのは間違いない。
3年間、36カ月の「一致率」の推移(数字)が、それを物語っていた。
「念ずれば、時間の花も咲く」(臥龍)
職場の長は、朝礼時に、「今日一日の職場の理想イメージ」を描いていると思うが、スタッフ一人ひとりも「このような良きことが起こるイメージ」を持つことが大事だ。
「イメージできたものは実現する」
職場の長は、「良きイメージで一日がスタートする集団」を創ろう!
東京より愛を込めて。臥龍
「苦労する身は厭わねど 苦労し甲斐のあるように」
「今、苦労があることが苦しいのではない。出口が見えないのが真の苦労なのだ」(臥龍)
今年は終戦80周年。
臥龍は戦争を体験していない世代だが、映画「海賊とよばれた男」の中で、命がけで石油タンクの底に溜まった泥油をかき出す男たちに、社長がねぎらいの言葉を掛けるシーンが強烈に印象に残った。
南方のアジア戦線で戦った男たちは、「あれに比べたら何の苦労もありません」と答える。
出口の見えない戦い、これは辛い。
それに比べたら、このタンク底さらいは、日本の原油輸入への道につながるものだから、希望の出口が見えている。
リーダー、部下に仕事や啓発などで、苦労をさせることもあるだろう。
しかし、そのトンネルの出口にかすかに見える「光」を、常に明るく元気に提示しておかなくてはいけない。
「必ず報われるんだ」という想いが、今日の苦労を乗り切る原動力となる。
「苦労する身は厭わねど 苦労し甲斐のあるように」(高杉晋作)
東京より愛を込めて。臥龍
「感動の賞味期限は24時間」
「感動体験は生もの、その賞味期限は24時間」(臥龍)
鮨は、大将に握ってもらってから直ぐに食べるのがマナー。
感動のベンチマーキングの置き換え研修は、24時間以内がルール。
5月14日に、高知のネッツトヨタ南国さまへのベンチマーキングを実施。
その翌日には、高知市内で、「学んだこと、自社で実施すべきこと」の置き換え研修を実施した。
一番望ましいのは、その場で、何らかの着手指示を出すか、もう着手してしまうことだ。
帰社すれば、忙しい日常が待っている。
感動体験の賞味期限は24時間と知って、直ぐに置き換え実践することを、貴社の当たり前にしよう。
京都に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍