menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社長業

Vol.31 社の歴史をキチット残し伝える

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 昨日(6月3日)東京で、山崎修一先生の「相続対策セミナー」を開催した。
 
 主催者が言うのも変だが、非常にすばらしい講演であった。印象に残った一つに、節税より何より、「後継者に感謝心がキチットあるか?」の判断が大切だ。・・・があった。
 
 たまたまセミナー終了後、大学の20年先輩がすぐ近くで税理士事務所を開業しているので訪問したところ、昔話となり、友人の工場の一角を借りて独立した当時の写真や、開業挨拶の手紙や今日の自社ビル建設までの資料、人生計画表を見せていただいた。
 
 今では、息子さんも税理士となり、スタッフ14名で立派にやっておられるが、ふと、山崎先生の「後継者の感謝心」とはこれかな?と思った。
 
 創業からの資料や写真は残っている様でなかなか揃っておらず、またあっても整理されていない場合が多い。ましてや、照れもあり次世代にキチット伝えていないことも多い。
 
 会社の歴史を伝えることは、決してノスタルジーではなく、今流行のDNAの伝承であり、一番大切な相続対策の施策であると思う。

 

Vol.30 「生まれて初めて」がありました?前のページ

Vol.32 言霊のエネルギー次のページ

関連記事

  1. Vol.77 「強い財務体質は最強の武器の一つ」

  2. Vol.22 2002年、最後のセミナーから「元気のプレゼント」

  3. Vol.160 成長市場の中の安定市場を獲る

最新の経営コラム

  1. 【昭和の大経営者】ソニー創業者・井深大の肉声

  2. 「生成AIを経営にどう活かすか」池田朋弘氏

  3. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 人間学・古典

    第十四話 「謂う勿れ今日学ばずにして」
  2. コミュニケーション

    第31回 短い手紙で気持ちを伝えてお客様と信頼関係を築く
  3. 経済・株式・資産

    第129話 経営とリスク(14)
  4. 不動産

    第98回 外廊下側の住戸洋室等の窓外側に設置してある面格子は素人でも脱着可能にす...
  5. マネジメント

    朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年9月11日号)
keyboard_arrow_up