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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年7月24日号) 

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「出口の光が見えないのが辛い」

Q.現場リーダーの皆さま、部下に報酬は出せていますか?

A. 自分には報酬を出す権利はないよ。

Q.報酬には、四種類あるのはご存じですか?

A.「所得の報酬」「経験の報酬」「心の報酬」「希望の報酬」

「所得の報酬」を支給する機会は、月給、夏冬賞与、決算賞与で見ても年に15回。

しかし、「経験の報酬」と「心の報酬」の支給機会は、リーダー次第で無限大。

「君の仕事で得られている経験は、こんなに素晴らしいんだよ!」

伝えられないと意外に自覚していない。

そして「心の報酬」は、「承認・褒める」ことで、毎日支給できる。

更には、「あなたの未来、こういう世界が手に入るよね!」という「希望の報酬」も支給できる。

「トンネルが辛いのではない。出口の光が見えないのが辛いのだ。リーダーとは、出口の光を指し示す人だ」(臥龍)

東京より愛を込めて。臥龍

 

「紳士淑女とは?」

理念がない会社は少ない。

問題は「定義の明確化」と「行動化」だが、そもそも「定義」が明確でないと行動化できない。

一度、社内で話し合ってみていただきたい。

コンパスグループの「敬護」は秀逸。

なお臥龍がなるほどと思った定義は幾つもあるが、高野登さんにお聞きしたリッツカールトンの「紳士淑女」は衝撃だった。

「紳士淑女とはいついかなるときも周りの人を心地よくさせる人」

これは沁みた。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「神様からの宿題から逃げずに向き合うための支援」

「神様からの宿題から逃げると、また同じ宿題が来る」(臥龍)

厳愛とは、神様からの宿題から逃げずに向き合うための支援ともいえる。

臥龍がある会社の役員をしているときに、新入社員に対して、以下のような神様からの宿題が出される場面に遭遇した。

ある女子新入社員の自己紹介、緊張して泣き出した。

周りからは「最初は緊張するから無理ないよ」「大丈夫だから」という声が掛けられる。

臥龍は、「Yさん、泣くな。泣くのはお前の権利ではなく、聞く側の権利だ。“こんなに頑張っている自分は可哀そう”と自分を憐れんで泣くのはクセだ。お前の頑張りを見て、周りが感動して泣く。それを見てお前が泣くのはOKだ」と言った。

それから彼女は、泣かなくなった。

ある子会社に配属になって新入社員、パートの方々からのプレッシャーで軽いうつ。

三日休んだ。

人事は、「本社に戻しましょう」と言う。

臥龍は、「社会人の初配属で逃げると、H君には逃げクセが付く。臥龍が面談するから待って欲しい」と言い、彼と面談した。

臥龍の「人間関係の悩みは蜃気楼」という話を聞いた彼は復帰し、今はその会社でリーダーを務めている。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「出来ない」のではなく「表現クセ」がないだけ

昨日まで、新入社員及び30歳以下を対象にした「第5期合同ヤンドラ研修会」を行ったが、3日間での変化に派遣先の社長がビックリされた。

表情が違う、目力が違う、語る内容、語る言力が違う。

一番のポイントは、「自己肯定感が高くなった」こと。

日本のパスポートは、ほぼ全世界に行ける。

仮に、オーストラリア限定や北米大陸限定のパスポートがあれば、行く先は限定される。

「自己肯定感」が低いと、自分の表情、発想、言葉、行動の発揮範囲が限定される。

実は「出来ない」のではなく「表現クセ」がないだけ。

こういう表情をしていいんだよ。

こういうことを言ってもいいんだよ。

こういう行動を取ってもいいんだよ。

少しづつ「表現の扉」を開けていくことを支援する。

毎月開けていくと、1年で別人に変わる。

臥龍の講座は、365日分の変化を3日間に凝縮しただけ。

最後の本気プレゼンで経営者の心を掴み金賞を受賞した内容
⇒ https://youtu.be/MIJYTrvhKmo

彼の受賞スピーチは、「29年間生きてきて、これほど自分の想いを本音・本気で表現できたのは人生初でした」だった。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「止まらないと決めること」

経営や仕事において、もっともっと意識していいものが「スピード」だ。

同業他社に比べてスピードが120%であれば、従業員一人当たりで、他社より40日分多く仕事ができる。

これは計算すれば簡単に分かる。

ではスピードを上げる一番のコツは何か?

止まらないこと。

東京から大阪に移動する高速道路、同じスピードで移動する二台の車、一台はノンストップ、一台はSA(サービスエリア)毎に休憩。

大阪到着時には、どれくらい差が付いていることか・・・。

ではどうしたら止まらないで疾走できるか?

簡単、「止まらないと決めること」、「とにかく意思決定すること」だ。

間違っていれば、これまた「止まらない」「意思決定すること」で修正しながら走ることだ。

この職場風土を創れるリーダーが、今の時代、必須だ。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「日本人は10歳で日本人になる」

先日、宿泊型研修施設で合宿研修を行った。

エレベーターは二基。

宿泊階から乗ったエレベーター、臥龍も含めて4人。

研修階まで3回止まった。

待っていた人、開いた扉からちょっと中を覗いて、どうぞ行ってくださいと目で合図を送る。

3回目、臥龍「乗れますよ」と声を掛けたが、「どうぞ、行ってください」。

「日本人は10歳で日本人になる」(物語コーポレーション・実質創業者 小林佳雄さんの言葉)

「何度も空気を読んで対応していると、それが仮面として張り付く。最も怖いのは、自分の素顔・本音を忘れること」(臥龍)

『アメリカでは「ノーと言われるまでイエスだと思って行動する人」が多いのに対し、日本では「イエスと言われるまでノーだと思って行動しない人」が多い。

アメリカでは、その行動がしていいことなのかどうかわからないときでも、とりあえずやってしまう。そしてお役所、警察、親、先生、上司など、誰か従う必要がある人にノーと言われた時点で「やっちゃいけないって知らなかった」と言って止めるか、それを行った理由を自分で説明すればいいと考える人が多い。

日本では、その行動がしていいことなのかどうなのかわからないとき、従う必要がある人にイエスと言われるまでやらない人が多い』
(シリコンバレーで活躍するライフコーチ・宮崎直子さんの言葉)

エレベーターに乗れるかどうかは、乗り込んでみれば分かる。

ダメなら「失礼しました」と言って降りればいい、少なくとも臥龍はそうする。

自営業として通じるかどうかは、開業してみれば分かる。

会社設立の披露パーティを一隻の船を借りてやるが、予算は10万円。

10万円でできるかどうかは、交渉してみれば分かる。

28歳のサラリーマンが、地域で最も濃密な勉強会を創りたいと思った。

会の代表幹事を中国電力の副社長にやっていただけるかどうかは、交渉してみれば分かる。

アメリカでボランティア事業が出来るかどうかは、アメリカに降り立ってみれば分かる。

台湾で異業種交流会が結成できるかは、台湾に降り立ってみれば分かる。

小学生に対して「立志教育」が通じるかどうかは、教壇に立ってみれば分かる。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「人は新しいことというだけで反対するものだ」

職場で、何か新しいことを始めたいという方に送りたい言葉。

「人は正しいことでも、新しいことというだけで反対するものだ」(臥龍)

サンクスカード、6SS(環境整備)、朝礼、改善活動なども、最初は「やる意味あるの?」と言われる。

しかし、貴方に私心なく、継続すればチームにより良い未来がもたらされると確信できるものであれば、社長に根回しした上で、勇気を持って進めてください。

三か月経つと習慣になる。

習慣になり始めた段階で、優秀企業にベンチマーキングに行くと、一気に上昇する。

東京より愛を込めて。臥龍

 

「5秒だけやればいい」

物事は、「最初の5秒、動くだけでいい」と言っている人がいるが正しい。

「やる気がないから動けないのではない、動かないから“やる気スイッチ”が入らないのだ」(臥龍)

朝、掃除の習慣がある会社は多い。

ほうきを握って5秒掃くと、「やる気スイッチ」が入る。

“これやるのか、大変だな”と思った瞬間、「5秒だけやればいい」と着手する習慣を持とう!

東京より愛を込めて。臥龍

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