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愛読者通信

特別インタビュー 社長が必ずおさえるべき!儲かる会社づくりの2大ポイント

「愛読者通信」著者インタビュー

-本書で紹介している102項の中で、特に先生が気に入っているものを教えてください。

どの項目も非常に大切で、かつ思い入れも強いのですが、特に私が大切にしている言葉は次の二つです。

一つ目は、「卵はひとつカゴに盛れ」です。

「卵はひとつカゴに盛るな」の間違いではと思われるかもしれませんが、私はあえて「盛れ!」と主張してきました。

一般的には、資金や事業をひとつのものに集中して注ぎ込むよりも分散させ、リスク回避を図った方が良いと言われています。

もちろん売上100億円を超えるような大会社は事業を1本足ではなく、3本足に分けた方がリスク回避の面でも安定するでしょう。

しかし、年商30億、40億円の中小企業はまず、大手企業が参入していないようなニッチ市場で独自の商品力・サービス力で顧客から絶大な指示を受け、トップを走る企業になることを目指してください。

強い商品がなく、ソコソコで中途半端な商品ばかりではリスクの分散どころか、倒産のリスクが高まると絶えず警告してきました。

二つ目は、「売り切れの美学、売れ残りの醜悪」という言葉です。

これは、経営革新全集の10巻『社長の財務戦略』でも紹介した言葉です。

私は、つくった商品、仕入れた商品が売れずに倉庫に眠って、負債になってしまうことが大嫌いです。

たとえば、スーパーやデパ地下のお弁当売り場では、いたずらに商品の豊富さを見せようとして、過剰な陳列をし、結果として多くの売れ残りを出してしまいます。廃棄が出れば原価率は悪化し、お客様に対しては、商品鮮度を下げるという大罪を犯しています。

本書の解説では、「売り切れの美学」を実践されているとあるスーパーを事例に紹介していますが、私はいつも注文が殺到して、「売り切れです。お早くお越しください」と言える状況が大好きなのです。

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