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社員教育・営業

第9話 成長課題 管理職の部下育成術(9)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は
 
『適確な目標を設定する(させる)こと』が出来ていますか?
 
強い会社として業績・成果を上げ続けることが出来る組織になるためには、全社員が毎年“高い目標”に挑戦する必要があります。
 
厳しい経済環境の中で、簡単には売上や利益を増やすことが難しく、
 
「昨年対比で上回っていればいい。」
「年間目標は努力目標であって達成しなくても仕方がない。」
「環境が厳しいから低い年間目標でちょうどいい。」
 
などと、新年度のスタート地点に立つ段階で、消極的や悲観的な姿勢や、停滞、妥協、諦めに近い意識でゴールを定めようとする管理職がいることにがっかりさせられます。
 
また、
 
「頑張ります。」
「努力します。」
「目指します。」
 
などというアバウトな言葉でその場を濁し、達成意欲が感じられない管理職がいることに嘆かわしく思います。
 
そもそも年間目標とは今(今まで)とは違う高い位置に掲げるべきものであり、低いものは目標とは言えません。
 
その「高さ」を測る指標はいろいろありますが、
 
『高い目標』とは
 
「今のままでは無理だが、達成できたらすごいな!」
 
と、自分で自分を誉めたくなるような「高さ」であり、達成したら歓喜に沸き、感動できる「高さ」に設定することが大切です。
 
今のままの状態で少し手を伸ばせば簡単に届くような目標ではあまりにももったいなく、大きな機会損失です。
それは“成長機会を失う”ことにほかなりません。
 
そもそも高い目標を掲げる真の目的は、“自己成長のため”です。
 
「既にできていることがさらに良くできるようになる。」
「今まではできていなかったことができるようになる。」
 
という成長を遂げるためには、社員一人ひとりが一年後の自らの成長を愉しみに、『高い目標』に挑戦することが絶対条件です。
 

高い目標を掲げるよう管理職にはたらきかけてみると、
 
「そんな高い目標を達成できる根拠がありません。」
「環境や条件が悪くてどうしようもありません。」
「部下にそれだけの実力がありません。」
 
などと、おっしゃる方がいます。
 
これから何らかの策を練り、日々行動を変え続け、成長する過程の中で、環境を整えることができるようになり、条件を揃えることができるようになり、能力を身に付けることができるようになることによってのみ到達する『高い目標』を設定しようとする現時点で、達成できる根拠などあるはずがありません!
 
もし、達成できる根拠が現時点であるのに、その高い位置にいないのであれば、今まで怠慢に過ごしてきたと思われても仕方がありません。
 
ずばり年間目標を設定する際のポイントは、
 
「根拠なき“決意”を楽観的に行う」
 
ことです。
 
その目標を達成することが“できる方法”はこれから考えればよいのです。
自ら成長することができ、達成感を存分に味わえる『高い目標』を、まずは社員一人ひとりが「必ず達成する」と決めることが重要です。
 
人財育成の仕組みである自創経営における目標管理チャレンジシステムでは、社員一人ひとりがチャレンジシートというツールを活用して高い年間目標を掲げます。
 
そして、管理職は部下とじっくり成長対話を行い、その本人の成長度合いを見極めて、“適”度な高さで“確”実に目的を果たすことにつながる目標として承認する仕組みになっています。
 
もちろん、一年後にその目標の達成度合いと同時に、成長度合いが測定できる目標となっていることが重要です。
 
その目標を達成するための根拠づくりは、一年間の実践で積み重ねればよいのです。
 
そのためにも、全社員がチャレンジシートで年間計画を立てる際にじっくりと考え、あらゆる仮説を立てて、策を練ります。
そこからランクUPノートというツールを活用し、月間目標を設定し、月間計画を立て、週間目標に落とし込み、日時の行動計画へとつなげ実践し、都度出した結果を検証・反省し次に活かしていく仕組みになっています。
 
※詳細は6月からの管理職養成講座で具体的に解説してまいります。
 

芽吹きの春。
新緑から綺麗な花が咲き誇るのが待ち遠しい季節を迎えようとしています。
 
強い会社を創り、社員とその家族を幸福に導くためにも、部下の成長のきっかけとなる高い目標に自ら挑戦したくなるようなはたらきかけとして、成長対話が着実にできる管理職を育成し、社員一人ひとりが適確な目標が掲げられている状態で新年度を迎えることを期待しています。
 
そして、一年後には、全社員が目標を達成することができた!と感動し、喜びを分かち合っている状態になっていることを願っております。

 

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