『“人を育てることが出来る人財”を育成すること』が出来ていますか?
強い会社として業績・成果を上げ続けることが出来る組織を創るためには新入社員以外のすべての社員が、誰かを育てることができている組織体制を創る必要があります。
管理職自らが、社員を『稼ぐことが出来る人材』へと育てるのはもちろんですが、物理的に育てることが出来る人数は限られています。
また、“人を育てる人が自らを育む”との原則から考えれば、社員が社員を育成する機会を設けることによって、有力な管理職候補へと育つのです。
そもそも人の成長には、下記の5段階があります。
第1段階 知らない → 知っている
第2段階 知っている → 理解している
第3段階 理解している → だいたい出来る
第4段階 だいたい出来る → 完全に出来る
第5段階 完全に出来る → 『人に教え、人を育てることが出来る』
一般的に、第4段階の「完全に出来る」という成長ができれば一人前だと勘違いしているビジネスマンが多いのですが、あくまでも、自分が出来るようになっている仕事を今は未だ出来ていない社員に教え、育むことによって成長させることが出来るようになってはじめて一人前と言えるのです。
ちなみに、上記のそれぞれの段階に応じた成長という変化を促すために、
ティーチング (教える)
トレーニング (訓練する)
カウンセリング (不安、悩みなどを聞く)
コーチング (本人の意見・考えをじっくり聴く)
という4つの教育手法を用いた“成長対話”を適宜行うことが重要です。
人財育成の仕組みである自創経営における目標管理チャレンジシステムではチャレンジシートやランクUPノートというツールを活用して、
「自らが、誰を、いつまでに、何が、どこまでできる人に育てるのか」
との、人材育成目標を掲げる仕組みになっています。
その育成目標を達成するために、どのような教育手法を用いていつまでに、どこまで出来る人材に育てるのか との育成計画を立てる仕組みになっています。
新入社員以外の全社員が、年間目標から、月間目標、週間目標、そして日時の行動計画にいたるまで、人の育成計画が具体的にブレークダウンされています。
社員一人ひとりが“人を育てるという仕事”を日々行っている組織に成長するために、まずは管理職が着実に成長対話が出来るようになることが急務です。
そのためにも、管理職には、
「誰が、誰を、いつまでに、何が、どこまで出来る人に育成することが出来るようにする」
との、人財育成目標が掲げられている状態を期待しております。
『人を育てることが出来る人財』を育成することが出来る管理職が育つ仕組みを創る『管理職養成講座』を今月も開催致します。
特に、成長対話についてじっくりと学んでいただきます。
お陰様で今回も満員御礼状態で、ご参加いただいている管理職の皆様にさまざまな気づきを得て頂いております。
来年の春と秋に開催が決定しております。
早めのご参加お申し込みをお待ちしております。