あなたの会社の管理職は「部下の成長の可能性を信じて育成する」ことが出来ていますか?
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。
『自創の人(部門経営者)』とは「自信を持って前進し続ける人」でもあります。
前回のコラムで部下に対して、適宜学習機会を与えある程度仕事が出来るように成れば自分に自信が持てるようになり仕事の意欲がさらに沸き自主学習が始まり「より善く出来る」ように成ろうと真の主体性が発揮されてくる。
とのメッセージを書きました。
それまでの成長期間において管理職はティーチャー役とトレーナー役に徹して、育成に関わり続ける必要があります。
その関わり合いの中で重要なのは「成長期待を持つこと」
“何のために、何が、いつまでに
どれだけ出来るように成って欲しいのか”
との成長期待を明確に持ち、伝えることです。
そして、もう一つ大切なことは
「成長の可能性を信じること」
人は誰しも無限の可能性を秘めています。
今から明日に、そして将来に向かって生きていく(働いていく)にあたり“より良い状態”になる可能性が無い人は一人もいないのです。
もちろんその根拠として将来のより良い方向性を明らかにして今から正しい努力を為し続けなければより良い状態には成り得ません。
社員一人ひとりが正しい努力として上司の期待に応えるべく高い目標に挑戦し今は未だ出来ていないことにチャレンジしてくことが不可欠なのです。
その前向きな姿勢を引き出すためにも育成責任を果たすべき管理職が「部下の成長の可能性を信じる」ことが出来るようになる必要があります。
過去の行動や結果にとらわれず現在の行動や結果に対する視点を変え部下の成長の可能性を見出し将来の期待するあるべき姿へと部下を導くことが出来てこそ社員は自信に満ち溢れ、さらに前進していくのでありその自信を引き出すことが出来るようになれば 管理職の存在価値は増すのです。
自信とは
過去の功績によるものよりも
現在の実績によるものよりも
将来のさらなる可能性を「自」らが「信」じること
によって生まれる
ためには育成責任を果たすべく管理職が率先して部下の成長の可能性を信じてあげることが出来るように成る必要があるのです。
智慧を働かせることができる人間の集合体である会社は無限の発展を遂げる可能性を秘めています。
社員一人ひとりの智慧を開花させるためには部下の成長の可能性を信じ高い目標に挑戦させ、成長させ続けるとの前向きで継続的なはたらきかけを管理職が出来るように成る必要があるのです。
自創経営における人財育成のための目標管理の仕組みではチャレンジシートと
ランクUPノートを活用し社員一人ひとりの成長の可能性を引き出す仕組みとして部下と成長対話を行い、部下の行動変革を促す仕組みになっています。
≪育成とは変化すること(させること)≫
年間目標必達のために、月間、週間、そして日々の行動計画へと順次ブレークダウンしていく過程において管理職は、部下の成長の可能性を引き出すことが出来るようになることが重要です。
部下を着実に変化させることが出来るようになる『管理職養成講座』は大好評で来年の2月から新たに開講致します。
可能思考を身に付け、部下を着実に成長させることが出来る管理職の育成に全力を注いでまいります。