AI導入前の注意と導入後の経理本来の仕事

経理部門にAIを導入すれば、明日からすぐに楽になる、というわけにはいきません。
スムーズな移行には、準備が必要です。
必ずやっておきたいのが、書類のデジタル化と業務の標準化です。
現状のアナログで非効率な手順をそのままデジタル化しても、効果は期待できません。
経理事務の各作業工程を洗い出し、紙やハンコを使った作業をデジタルで処理できる体制に変更しておきましょう。
得意先に対して請求書をPDFで電子送信することを了承してもらい、取引業者にも請求書をPDFで送ってもらうようにしてデジタル環境を整備しておきましょう。
また、申請承認の業務の流れを整理し、どの段階で誰が何を検証するのかを決めておくとともに、AIにどのレベルまでチェックさせるのかも検討します。
担当者ごとにバラバラだった処理手順を一本化して標準化し、事務フロー図を作成しておくと、AI導入後に処理がブラックボックス化することを防げます。
そして、最も重要なのが、AI導入後に経理社員に担当させる仕事を考えて、そのための知識や技能を身に着けさせておくとともに、業務体制も整えます。
経理事務をAIが処理した結果を、経理社員が数字の正確性を担保するための計数管理能力が必要になります。
数字の変化を読み解く財務分析スキルも必要になり、分析数値の結果を評価判断し、経営者へ伝える説明や改善提案の仕方も学んでおくといいでしょう。
AI導入のための準備を経理社員はしていますか?






















