3年前より私がサポートしております、馬場ゆかり選手(プロゴルファー)が先日、この大きなタイトルを手にすることが出来ました。
ゴルフをプレイされない方はピンとこないかもしれませんが、優勝スコアは+12という普段の設定では考えられないほど高いスコアなのですが、それほどこのコースは難コースということであり、それだけプレイヤーからしたら我慢が必要とされる大会でした。
今大会に臨むにあたり、幾度もミーティングを重ねてきました。昨年はとても調子がよかったのですが優勝がなく、2位が何度もあったので周りからの声は厳しくなる一方でした。
私は彼女に“10位の時にはよく頑張った、と言われたのに、2位になったらしっかりしろ!”と言われること自体がおかしい。気にする必要ない
と今まで何度も何度も伝えてきました。 しかし本人の意思とは関係のないところ新聞、雑誌、ブログには誹謗などもずいぶん書かれ、本人も苦しんだ時期がありました。それでも昨年までは少なくとも成績は素晴らしい位置をキープすることができました。
ところが今期は前年度まで右肩上がりだった成績もどんどん崩れ賞金ランキングも22位まで落ちていき、プライベートでも色々あり状況的には彼女がネガティブになっても誰も責めることが出来ない状況にありました。
その中でも私は“今の落ちている時が絶対に最も成長している時、決して悲観することない。何かを学べばいい、何かを学べば勝ち”と幾度も、幾度も呪文のように彼女に伝え続けてきました。
渦中にいた時には本人から“今が一番成長しているとは思えないです”と言われたこともありました。
それでも私は“絶対に大丈夫、この不調を乗り越えた時、ゴルフ人生を振り返った時、あの時が一番成長したのだ”と必ず思える日が来るから前を向いて、学んだことをテーマに前進しようと言い続けてきました。
結果論ではありますが、やはり苦しかった時に、もし諦めの心があったら今回の勝利は100%なかったと思います。
本日皆さんは如何でしょうか?皆さんも人生を振り返った時、今振り返ってみると最も苦しかった時に大きく成長したこと、学んだ事があったことに気がつくと思います。
困難を望む人は誰もいません。しかし困難に直面した時に正しい姿勢を持っていた人だけが、困難を成長の機会に利用できるのだと信じます。
是非、正しいメンタルアティティッド(姿勢)をもってみてください。