こんにちは、いかがお過ごしですか。
さわやかな秋晴れの頃、先日、初めて探鳥会に参加しました。
以前は鳥といえばスズメ、ウグイス、カモ、サギ、ハト、カラスくらいしか知りませんでしたが、ひとたび興味を持つと、そこかしこから「キュッキュッキュッ」「ギィーギィー」「チチッ」「ギュルッキュ」など様々な鳥の鳴き声が聴こえてくることに気づきます。
これからの時季は水辺にカモの仲間がたくさんやってきます。ときには鳥の鳴き声に耳を傾け、水辺の岸で日向ぼっこしている鳥に目を向けると、心安らぐひと時になるかもしれません。
さて、今回は秋が深まる11月に使いたい季節の言葉と、寒くなる時季ならではの健康を気づかうフレーズをご紹介します。
メール文の最後にひと言、今の時季にちなむ言葉や文章を添えると、相手の心に残ります。それらがきっかけとなり、会話の糸口が生まれることも往々にしてあるものです。気負わず、照れず、堂々と書き添えることをおすすめします。
11月に使いたい季節の言葉
〇山粧う(やまよそおう)
秋が深まり、山々が美しく色づく様子を山粧う(やまよそおう)と言います。
春の山が青々しく見える様子は山笑う、夏の山のみずみずしい姿は山滴る(やましたたる)、冬の山の枯れた寂しさは山眠る。使うたびに周囲から感嘆されそうな、情緒豊かな言葉ですね。
文例/
・山粧う秋、お健やかにお過ごしですか
・紅葉シーズン到来、眺める山が化粧しているようです
・山粧う頃、黄金色に染まる山々同様に、いきいきとした毎日を
〇紅葉狩り(もみじがり)
紅葉狩りとは野山の紅葉を眺めに出かけることを言います。今年は朝晩の気温が急に下がったせいか、例年以上に美しい紅葉が期待できそうだと聞きました。秋の風情を満喫できますように。
文例/
・週末は紅葉狩りに出かけるそうですね。天候に恵まれますように
・旅行支援を使って紅葉狩りとはいいですね。今度、話を聴かせてください
・子どもの頃、家族で紅葉狩りに出かけたことがあります。なつかしい思い出です
〇秋時雨(あきしぐれ)
11月の秋の終わり頃、ふいに強い雨が降り出し、見る間に雨が上がって青空が広がる天気を秋時雨(あきしぐれ)といいます。
文例/
・秋時雨の頃となり、ひと雨ごとに季節が先に進むようです
・先ほど秋時雨がありました。そろそろ冬支度ですね
・明日は秋時雨が降るようです。傘と厚手のコートをお忘れなく
寒くなる時季の、健康を気づかう結びのフレーズ
・朝晩は急に冷え込むようになりました。どうかお体を大切に
・秋が深まる頃、お風邪など召されませんように
・肌寒くなりました。体調管理に気をつけて過ごしましょう
・明日は気温が下がるようです。くれぐれもご自愛ください
・朝昼晩で気温差があり、体調を崩しやすい頃ですね。ご自愛専一に
・夜になると急に寒さを感じます。お体、おいといください
・紅葉が見頃を迎える頃となりました。元気に秋を満喫できますように
・空気が乾燥しています。防寒対策して過ごしましょう
・夜風が冷たくなりました。どうぞ温かくしてお過ごしください
・年末に向けて気忙しくなる頃、万全の体調で乗り切りたいですね
・北日本では初雪が降るようです。健やかに冬を迎えましょう
・年末年始のご予定はお決まりですか。皆様、壮健にお過ごしください