少し前の投稿です。
もう15年位前になりますが、私の会員向けに発行している『夢ー商通信』の取材で“博多四天王”と評される料理人の小野孝氏を取材しました。
その時、奈良のお寺出身の小野さんが縁もゆかり物ない福岡に来たのかを質問したのだが、大阪の『吉兆』で修行していた時に兄弟子について行ったとおっしゃっていました。
その兄弟子は、春となると桜を、秋となる店のアプローチに紅葉をまき、演出が凄かったと話していました。
糸島のオーベルジュが大変人気で、今回、京都の三井ガーデンホテルにご縁が有り、その兄弟子の権田さんが店をたたんで腕を振るうことになったとのことです。
早速、予約をして、食事にゆき、売上貢献してきました。
店は『浄教寺』の敷地にできた『三井ガーデンホテル』の2階があります。
早めにチェックして、大浴場に立ち寄り、緊急事態宣言につき、自粛営業中につき早めの食事となりました。
店内は鎌倉時代からの歴史がある浄土宗『浄教寺』にあるということで鎌倉時代を再現した演出物があります。
また、お寺から寄贈された調度品がたくさん展示されております。
早速、お食事をいただきたいと思います。
まずは、先付けです。
合鴨ロース煮、笹寿司、茶ぶりの海鼠からスタートです。
続いては御造りです。
おお、切りつけた魚が美しい。
そうか!さすが権田料理長、今までの小野グループの中でも「包丁が切れる」ようです。
本日の盛り込みは、真鯛、シマアジ、帆立、雲丹、サーモンです。
お魚の多くは福岡から直送だそうです。
鮮度が良い魚を良い状態で提供、おいしいです。
煮物椀はおこぜの椀
おこぜとお出しの味わいがとてもバランスよく、おいしいです。
焼き八寸
裏白に見えないのは私のカメラのせいですね。
ノドグロ塩焼き八寸、ストロベリートマト、車海老、姫生鮑煮
丸紙鍋
関西らしい鼈の鍋、しみじみおいしいです。
海老芋の蟹あんかけ
私の好きな海老芋。南瓜と一緒に蟹あんかけにしておいしい。
雲子の天ぷら つぼみ菜、蓮根
お食事は小うな丼です。
こちらの店は鰻とそばをランチに品揃えしているようです。
香の物、赤だし
デザート
どっしり。
そのうち、季節の練りきりが出るといいですね。
権田さんの料理の流れがよく、何度かきていろいろ食べたいですね。
鱧しゃぶのコースもありそそられます。
河原町の界隈で予約していないと食事に困りますが、こういう料理屋がオープンしたのは良いですね。
また、ホテルもこちらでの朝食でウリにしています。
僧伽小野 京都浄教寺 @三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺
〒600-8031 京都府 京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町620番
三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺 2F
電話 075-708-8031