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マネジメント

第三十話 皆で理念を共有しよう(サンテ・コーポレーション)

社長の口ぐせ経営哲学

生涯現役の気概を持つ経営者には注目が集まる。
医療機器の輸入販売業を36年間、経営者として手がけ、65歳を節目に「経営の第一線からの引退か、人生最後の仕事に
挑戦するのか」の決断に迫られ時、これからの人生に「病気にならない、予防医学の分野での仕事に取り組みたい」という夢
にかけること にしたのが、株式会社サンテ・コーポレーション若山利文社長(67歳)である。


「病気になってからでは遅すぎる。病気をしないための予防医学がこれからの注目株だ」と考え、ビジネス人生の最後を飾る
新しいビジネスを模索している中で、マイナス水素イオンの粉末を開発した及川胤昭博士と出会った。
この発明の事業化のために文字通り全財産を投げ出して「水素で健康を増進して、社会に貢献する会社」
を立ち上げることを決意、新会社を設立したのが二年前。まさに“65歳からの挑戦”である。


「60の手習い」といわれるが、遅れること5年。
及川博士の開発した固体「水素」の事業化に取り掛かった。
生活習慣病(糖尿病、高血圧、前立腺肥大症など)には活性酸素が関与しているという。
最も優れた抗酸化物質「マイナス水素イオン」粉末を配合した食品で活性酸素を除去し、
細胞を活性化し、病気を予防することができるというもの。


(株)サンテ・コーポレーションが開発した「毎日水素」(600ミリグラム60包で1万3440円税込)は、食用サンゴカルシウムを
燃焼したものに大量の水素原子を吸蔵させた特殊な製法で完成させたものに17種類のアミノ酸と糖鎖を豊富に含有している
イギス海藻フコイダン粉末、クマ笹樹液粉末、ビタミンなどを配合した画期的な健康補助食品である。


若山利文社長は“65歳からの挑戦”という人生最後の賭けに出ている。
今まで30年以上、企業家として歩んできたが、健康食品分野は商品も違えば、
販売 方法も全く違うだけに、素人から起業家になったつもりで経営しているという。
「利益が出たら世の中に還元しよう」「皆で理念を共有しよう」が 若山社長の口ぐせである。
“還元”“理念”がこの会社のキーワードである。


予防医学の分野がこれからますます注目を浴びてくる。
潜在需要の高いビジネスとして大きな夢を掲げている。
「『水素革命』は今、始まったばかりです。見ていて下さい。予防医学の分野で、「毎日水素」がただ単に波紋を投げかける
商品であるだけでなく、社会的認知を得るまで全力をあげて普及の戦いを続けます」。若山社長の元気宣言である。

 

                                                             上妻英夫

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