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第35話 成長課題 管理職の部下育成術(35)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「原因管理とプロセス管理が出来る部下を育成する」ことが出来ていますか?
 
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人』に育て続ける必要があります。
 
『自創の人』とは
「出来る原因をつくり、その過程(プロセス)を愉しむマネジメントが出来る人」
でもあります。
 
自創経営における人財育成のための目標管理では
 
「出来ないことが出来るようになる。」
 
「出来ることがさらに良く出来るようになる。」
 
という“成長”を促すためでありその成長のきっかけとして社員一人ひとりが高い目標(年間)を設定します。
 
その年間目標を必達するために、年間計画を立てその年間計画に沿って毎月、月間目標を設定します。
 
その月間目標を達成するために、月間計画を立てその月間計画に基づき毎週、週間目標を設定します。
 
その週間目標を達成するために、日時の行動計画を立てます。
 
このように、年間目標の必達が出来る原因管理として年間→月間→週間→日時へと、目標と計画のつながりをもたせる必要があります。
 
日々、計画的に仕事を進めるのは年間目標必達のためでありその仕事の中のメインは『成長業務』です。
 
既に出来ることを出来る範囲でやるだけでは高い年間目標を必達することはできません。
 
「何のために」「何が」
「いつまでに」「どれだけ」
出来るようになる必要があるのか?
 
「どのようにすれば」
出来るようになるのか?
 
と、管理職が率先して成長対話を実践し部下と一緒に「出来る原因」を考えその過程を見守り、励まし、時には支援するようはたらきかけることが出来るようになる必要があります。
 
そのタイミングを逃さず、着実に部下の成長を促し業績、成果を上げ続けていくために自創経営の目標管理の仕組みではチャレンジシート、ランクUPノートというツールを活用して、それぞれの目標や計画が目に見える形になる仕組みになっています。
 
部下、後輩を育成する責任を果たす管理職として部下、後輩のチャレンジシートとランクUPノートを観ながら成長対話を行うことによって原因管理とプロセス管理が出来る部下に育成することが大切です。
 
この5月より、自創経営による人財育成の仕組みを社内により浸透させるべく「自創経営塾」を開催いたします。
 
さらに6月より、人財育成のための目標管理を軸としたチャレンジシート、ランクUPノートの活用と成長対話が出来るようになる「管理職養成講座」を開催いたします。
 
社長の想いを実現すべく、業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るために全社員が成長する仕組みの推進に全力を尽くしてまいります。

 

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