今回のキーワード:「VR」と「AR」
「VR」は、「Virtual Reality」の頭文字をとったもの。いわゆる「仮想現実」のことを言います。
現在よく知られているのは、目の周りをすっぽり覆ってしまう、ディスプレイ画面を通じて体験するものです。家庭用ゲーム機、プレイステーション4VR版のヒットで、広く知られるようになりました。視界のすべてに異なる場所や人物の映像を映し、まるで別の空間にいるかのような体験をできるもの、ですね。特にゲームやアトラクションでの導入が先行しました。が、パイロット養成のフライトシミュレーションや接客サービスなどの各種研修、車の試乗体験、賃貸物件の内覧体験など、ビジネスでの活用も広がってきています。
一方の「AR」は、「Augmented Reality」頭文字をとったもの。いわゆる「拡張現実」のことを言います。現実の映像に、CGなどの画像処理が加わったものです。
スマホゲームのポケモンGOで、一躍その名を広く知られるようになりました。他に、グーグルストリートビューで、現実の画像に矢印などが示されるのも、「AR」(拡張現実)です。
「AR」も、ビジネス活用が進んできています。カメラで写した室内画像に仮想の家具を配置してみる、自分の画像に仮想の服を試着してみる、メガネで見える画面に文字情報を表示する、等々。こちらもビジネスでの用途がどんどん広がりつつあります。
※ 5分29秒(MP3)
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