「仕事のすすめ方」
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆
1.特別な『あなた』がわかる言葉をチョイスして話す。相手が男性か女性か。年齢は?同じ内容でも選ぶ言葉が変わることがわかりますね。
3.話す内容に気をとられると声量が小さくなってしますので、口の開閉をしっかりする。この数年の研修でも感じることですが、若い方々が全体的におとなしい話し方になってきています。同じ内容を伝えるにも小さな声で言うのと、しっかりした声で言うのでは、内容の信憑性が変わります。(しっかりした声で言うと相手のなるほどと思う確率が高くなります。)また、口の開閉をしっかりして話すと、声量が小さくても少し聞き取り易さがアップします。同じ声量で話しても口の周りにある口輪筋を動かして話すのと、あまり動かさずに話すのでは違いが出てくるのです。是非、確かめてください。
4.「3」で信憑性という言葉を使いましたが、強い「伝える思い」があるかどうかで説得力もかわります。相手が話し手の説得力を感じると、その通りだなと思う気持ちが生まれやすくなります。
5.『私は昨日、買い物をするために銀座に行った』のセンテンスで、どこを強めて表現するかで「伝える」ことが変わってしまうことを理解しましょう。➀「私」、②「昨日」、③「買い物」、④「銀座」の単語で説明しましょう。
➀「私」を強めて言うと、「誰」が行ったかを伝えたいとわかる。
ワンセンテンスの中でも、その表現の仕方で伝えたいところが変わります。無意識にワンセンテンスの中の単語に強弱をつけてしまうと相手の理解を妨げる事にもつながります。伝える意味もかわってきてしまいます。ワンセンテンスの中で、語尾を一番強く表現する癖のある人もいますが、このタイプの人も意味をわかりにくくするので気を付けてください。
「伝えるということ」は難しいですねと最初にかきましたが、スキルで解決することが可能です。伝えることに少し自信のない方は、どうぞもう一度読み返してください。
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