menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

サービス

第145話 《肉が上田伸也さんの「但馬玄」となり、しゃぶしゃぶの頂点に》東京肉しゃぶ家 @東京都新宿区

大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

 私の主催する「繁栄会」の会員に上田伸也さんという但馬牛生産者がおります。その「名誉賞」を受賞したお肉が入荷したということで、こちらのお店、『東京肉しゃぶ家』を訪問しました。
実は、2年くらい前、こちらの店のオーナーの髙さんと上田さんの農場を訪れました。

 

 優秀賞の「但馬玄(たじまぐろ)」は去勢の39ヶ月だそうで、絶妙な旨味と味とのことです。

 

 上田さんのお肉は「但馬玄(たじまぐろ)」という名称で流通しておりますが、鮪の脂の融点が同じようだということでこの名称となっています。
ちなみに、脂の概ね12度~13度くらいでして、こちらのお店のようにしゃぶしゃぶで使うと脂がお出しに溶け込みおいしくいただくことができます。

 

s-202012292 (1).jpg

s-202012292 (2).jpg

まずは、龍月と、低温調理した仙台牛のヒレからスタートです。

 

s-202012292 (5).jpg

炒り酒とホースラディッシュでいただきます。

 

s-202012292 (7).jpg

続いては、仙台牛のタルタルとアスパラのお浸しが続きます。

赤身のインパクトがありますね。

 

s-202012292 (10).jpg

名物のテールは塩麹でお願いしました。

うまい!

 

日本酒の品揃えも良いです。

s-202012292 (12).jpg

手取川 純米大吟醸 露燦然

 

s-202012292 (15).jpg

カラスミ

 

s-202012292 (16).jpg

炙った但馬玄と平貝の エゴマの葉巻き

 

s-202012292 (17).jpg

s-202012292 (18).jpg

但馬玄は赤身が濃厚です。

最近の肥育は抗生物質を餌に混ぜてよくなっていますし、肥育期間も短いです。

テレビ世代に合わせた肥育法ですと、見た目では刺しが入っていてきれいです。

しかし、赤身の味わいが弱くて、タレで食べる仕立てになっています。

その逆を行くのが上田伸也さんです。

 

s-202012292 (22).jpg

テールスープ

 

s-202012292 (23).jpg

続いてのお酒は、新政 R です。

 

s-202012292 (26).jpg

s-202012292 (29).jpg

s-202012292 (30).jpg

和牛黒タンの餃子

そのままで 

 

s-202012292 (31).jpg

数の子

食感がまさに生。

 

s-202012292 (36).jpg

s-202012292 (34).jpg

s-202012292 (35).jpg

さて、しゃぶしゃぶです。

 

s-202012292 (37).jpg

本日は黒タンと「但馬玄」のサーロインです。
あしらいも凝りすぎというくらい凝っています。

 

s-202012292 (38).jpg

s-202012292 (46).jpg

s-202012292 (47).jpg

s-202012292 (50).jpg

これはうまい。

 

s-202012292 (54).jpg

何やら、今度サムギョプサルの店を近くでやるとのことで、お裾分けです。

これを『食べログ』では、特別なサービスと言うのかな。

言わんやろ。多分。

 

s-202012292 (57).jpg

半田そうめん、黄韮

鳥おの出し

うまい。

 

s-202012292 (59).jpg

テールスープをベースにしたカレー

 

s-202012292 (61).jpg

知覧茶とコーヒーゼリーとアールグレイのアイス

 

本日は流れも大変良かったと思います。

肉が上田伸也さんの「但馬玄」となり、しゃぶしゃぶの頂点になりましたね。

 

いつものことなんでしょうが、会計してびっくり。

「但馬玄」を使って、この支払い額は、驚くべきほど、安いですね。

良心的というか、「ぼって喜ばれろ」という私の座右の銘と逆を行くのがこちらのオーナー。

凄いとしか言いようがありませんね。

 

 

​東京肉しゃぶ家​

〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目12−3 1F カーサ第二新宿

電話 03-6273-8987

 

第144話 《とびきりの郷土料理で圧倒。評判を超える大垣のイタリアンレストラン》ア・ドゥエ・パッシ@ア・ドゥエ・パッシ前のページ

第146話 《「伝説の権田さんの日本料理」が食べられます》僧伽小野 京都浄教寺 @三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺次のページ

関連記事

  1. 12軒目 「地元の人に支持される個人店の鏡」

  2. 31軒目「その土地に合わせたコンセプトで繁盛」

  3. 11軒目 「1日に餃子を10000個売る店」

最新の経営コラム

  1. 楠木建が商売の原理原則を学んだ「全身商売人」ユニクロ柳井正氏

  2. 第10講 WILLとMUSTをCANに変える:配属に不満がある社員とどう関わるか

  3. 第147回『紫式部と藤原道長』(著:倉本一宏)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 教養

    第19回 『チェーザレ 破壊の創造者』(著:惣領 冬実)
  2. 採用・法律

    第91回 『株主総会の決議の省略』
  3. 社長業

    第43回 後継社長の人心掌握術「花のある社長」になる
  4. 製造業

    第315号 全工程の中で、最も遅い工程の速さでしかモノづくりはできない
  5. マネジメント

    中国史に学ぶ(9) 才なきを自覚し、才ある者を使う
keyboard_arrow_up