お前は未来にお返ししなさい
昨日、尊敬する上甲晃先生の「第6回国家100年の計」イベントに参加。
壇上の6名の松下政経塾出身の政治家に対して、政治家としての信条が問われた。
表現は微妙に違うが、概ね一緒だった。
「政治屋は次の選挙のことを考え、政治家は次世代の幸せを考える」
参議院議員の中田宏さんは、「全ては次世代のために」と言い切られた。
信条とは、譲れない価値観、このことのためなら命を燃やして悔いがないこと。
信条や価値観に基づいた言動一致が、信用を生む。
臥龍の価値観は、母との関係から生まれた。
極貧乏で育った臥龍、ある程度稼げるようになった30代、母への親孝行として、家を建てようと提案した。
しかし母は、「お前には何をしてやれなかったんだから、家は要らない」。
その後も、お金や物で親孝行しようとしても泣いて拒絶。
そして言われたのは、「お前は未来にお返ししなさい」。
「未来?」、これは何だ?
悩んでいると言葉の引き寄せが起こった。
「子どもは未来からの使者である」(インドの詩人・タゴール)
そうか、子どもたちの自立支援が未来へのプレゼントになるんだ。
そこから「幸福度を上げる経営の支援」「志授業」「幸せ家訓カード」「感動物語コンテスト」「ワールドビジョンへの参画」「台湾との友情の絆創り」などが生まれた。
「何故、臥龍先生は、そのような儲からない、苦労ばかりのことされているんですか?」と、よく聞かれる。
答えは、「母との約束」だから。