「コンピテンシー・マニュアル」
コンピテンシー=優秀な人が普段何をしているか?
岐阜のT社で、若手営業マンに「継続的に優秀な成績を上げている先輩は?」と聞くと、AさんとFさんとのこと。
その二人が普段何をしているかを調べて欲しいと宿題を出した。
面白かったのが、Aさんは「長嶋茂雄タイプ」、Fさんは「野村克也タイプ」と評してきたこと。
確かに華やかオーラのAさん、ち密なデータ営業のFさん、まったく違う。
日常やっていることを年次、月次、週次、日次で「テーマ、実行内容、準備物」で整理したら、「コンピテンシー・マニュアル」が出来た。
そのマニュアルの中で、入社3か月、半年、一年でマスターすべきものに印を付けてもらい、自己評価もしていただいた。
一人ひとりがAメソッド、Fメソッドのどちらを目指すかの意思決定をし、本気で挑戦し始めた。
それは「これを行えば効果があること」を実感しているからだ。
貴社でも、社員教育、評価制度との一石三鳥効果が生まれる「コンピテンシー・マニュアル」を創っていただきたい。
福岡より愛を込めて。臥龍